15分間文章トレーニング❶ ストーリー | 新見一郎

新見一郎

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

『一瞬で心をつかむ できる人の文章術』に従って、10日間、15分間、文章を書く練習をしてみたいと思います。

今日は初日です。

 

文章を書く練習、一日目にやるべきことは何か?

この本では、次のことを推奨しています。

 

昼食をストーリー仕立てで書いてみる

 


文章に説得力を持たせる方法として最も有効なのが、ストーリーにすることなんだそうです。

そこで、この本では自分の話、身近な昼食についてストーリー仕立てで書く練習をすることを推奨しています。

作者が書いた例文を踏まえて、僕も、昼食について話をしてみようと思います。

 

『正月明けの仕事。

あっという間に正午。昼食だ。

カバンから弁当を出す。

実は、昼食はいつも同じメニュー。

オニギリとトマトジュース。これだけ。

なぜオニギリなのか?

そりゃ好きだからですよ。

最後の晩餐は何が食べたい?って聞かれた、オニギリと答える。それくらい好き。

じゃぁ、トマトジュースは?

飲み物の中では、カフェオレ、水、ジャスミンティー、アールグレイ、ビール、赤ワインが好き。

好きな飲み物ランキングにトマトジュースは入らない。

では、なぜトマトジュースなのか?

野菜の摂取だ。飲むサラダという位置付け。

バランスを考えているんですよ。

オニギリをモグモグ食べて、トマトジュースをゴクゴク飲む。

いつものようにお米の甘みとトマトの酸味が口に広がる。

いつものように3分で昼食が終了。

そして、いつものように昼寝をする。

これが僕のルーティーン。』

 

こんな感じですね。

この文章、何に注意して書いたのか?

ポイントは2つです。

 

まず、時系列で書くこと。

①午前中の仕事

②正午

③弁当を出す

④弁当を食べ始める

⑤弁当を食べ終わる

上の文章は、この順番で書いています。

時系列というのは、文章を書く上で基本のフォーマットです。

 

それから、理由を述べること。

上の文章、なぜ昼食がオニギリとトマトジュースなのか理由を書いています。

理由を説明することで、自分らしさとかこだわりを示すことができます。

自分らしさとかこだわりを書くことで、読者に親近感を与えることができます。

これが面白さにつながります。

それに、理由を考えることで、様々なことを考える習慣が身に付きます。

理由を述べることで、論理的な文章を書くことができるようになれます。

理由を考えて、表現することは重要ですね。

 

というわけで、10日間、15分間、文章を書く練習の初日を終えたいと思います。

 

 

『一瞬で心をつかむ できる人の文章術』の内容を見たい方は、こちらをどうぞ。