●2018年最初に読んだ本
今年、最初に読んだ本は、
『一瞬で心をつかむ できる人の文章術』
です。
この本、去年、古本屋で買ったものです。
今日の午後から読みはじめました。
読み進めていくうちに見え憶えのある内容が出てきました。
あれっ?って思い、バーコードのところ貼ってある値札をはがして、ブクログ(バーコードを読み込んで自分が読んだ本の一覧を作ることができるアプリ)で読み込む。
すると、案の定、既に読んでいました。
図書館で借りて読んだことのある本を、購入したというわけです。
一年の最初に読む本が再読です。
ちょっと微妙な気持ちになりました。
タイトルの「一瞬で心をつかむ」というフレーズに心をつかまれてしまいました(笑)
あとは、サブタイルになっているんですが、「たった15分10日間で上達!」というフレーズにも心をつかまれてしまいました。
本来、文章力は簡単には向上しないことは理解しているのですが、「早く、楽してできちゃう」って思うと、ついついその秘訣を知りたくなるんですよね。
●文章を書けない理由
この本の作者は、文章スクールの先生です。
作者はこの本の中で、文章を書けない人はどんな人か説明しています。
文章を書けるようになるためには、まず、文章を書けない人がやっていることを知る。
そして、その行動を避けた方がいいというわけです。
では、どんな人が文章を書くのが苦手なのか?
以下の3つのことをやっている人です。
①人の話を聞かない
②疑問を持っていない
③情報の整理をしていない
だから、この3つの避けることが、文章を書けるようになるための第一歩なんです。
まず、「①人の話を聞かない」についてです。
文章を作る目的は、相手に情報を伝えることです。
単なる情報ではなく、相手が欲する情報です。
相手が何を欲しているのか理解できなければ、当然、相手が欲する情報を含む文章を書くことはできません。
つまり、文章を書くことができない人は、人の話を聞いていないからなんですね。
自分の文章を読んでもらう前に、まずは、自分の話を聞いてもらう必要があります。
自分の話を聞いてもらう前に、まずは、人の話を聞く必要があります。
次に、「②疑問を持っていない」についてです。
文章を書けない人は、「何でなんだろう?」って疑問を持たずに、人の話を聞いたり、文書を読んだりしているそうです。
文章を書くという作業は、「考える」と「書く」という作業で構成されています。
「考える」という作業は、疑問を持つことによって、はじめて発生します。
つまり、何かに対して疑問を持つことができなければ、文章を書くことができないわけです。
本を読んだり、テレビを観たり、研修に行ったりしたとき、疑問を持つことが重要ですね。
最後に、「③情報を整理していない」についてです。
文章を書けな人は、情報自体を集めていないケースが多いようです。
まずは、書くべきネタを集める必要があります。
そして、集めたネタは、そのまま書いたらダメです。
適当に書き綴った文章は、読みにくいし、何を言いたいのかわかりません。
情報を整理する必要があります。
例えば、情報同士の共通点や相違点を探す。情報を時系列で並べる。原因と結果を繋げる。
こうした情報の整理をすることで、文章は見違えるほど読みやすくなります。
というわけで、文章を書けるようになるためには、以下の3つのことをやるべきですね。
①人の話を聞いたり読んだりして理解する
②コメントや文書に対して疑問を持つ
③情報を集めて整理をする
●1日15分10日間
冒頭でも書きましたが、この本ですが、図書館で借りて読んだことのあるものを、購入したものです。
この本、とてもいいことが書いてあるんで、再読する価値はあるのですが、我ながらドジな話です。
なぜ、こんなことが起こったのか?
本を読んだだけで実践していなかったからです。
反省ですね。
というわけで、この本に従って、明日から、10日間文章を書く練習をしてみたいと思います。