●資格学校に行った方が早く合格できる
自分が初めて作ったブログ、テーマはなんだったのだろう?
そう思い、振り返ってみました。
僕が初めてブログを作ったのは2015年3月22日。
テーマは、独学よりも資格学校がいいのか? でした。
行政書士に合格して2か月後にブログをスタート。2年間独学でやって不合格。その後、資格学校のDVD講座を受講して合格できたので、ブログでは次のように言及している。
「独学よりも資格学校がいい。
やはり効率的だ。
合格するために、使える手があるのなら使うべきだ。」
資格学校で勉強したほうが早く合格できることは、間違いないです。
だから、資格学校は行くべき、そう思っていました。
あれから、2年半が経過して、少しだけこの思いが変わりました。
資格学校に行くこと自体は賛成です。
でも、資格学校で勉強することは、メリットもありますが、リスクもあるんです。これを知っておく必要があります。
どんなリスクがあるのか?
●資格学校に行くことにより背負うリスク
資格学校では、テキスト、問題集、講義、模擬試験を提供してくれます。
そして、次の3つのことをやってくれます。
① 「この部分を分かりやすく説明すると、こうい意味です」という文章理解。
② 「この部分が重要だから、記憶しておきべきです」という選択と集中。
③ 「過去の傾向から判断すると、今年はこれが出題されます」という分析と予想。
文章理解、選択と集中、分析と予想、これらを全て資格学校がやってくれるわけです。
子供の頃は塾がこれをやってくれました。そして、大人になったら資格学校がやってくれるわけです。
この勉強スタイルが体に染み込んでしまうと、勉強というのは教えてもらうものだと考えるようになります。
しかしながら、実際の仕事を始めたらどうでしょう。
誰かが、ゼロから仕事を懇切丁寧に教えてくれる組織、ほとんどありませんよ。
そして、実際に仕事をしていると、様々な問題が生じますが、こうした問題の解決方法が書いてある問題集も、答を教えてくれるカリスマ講師も存在しません。
もちろん、書籍、HP、上司、先輩から情報は得れるますが、その情報を取りにいくのは自分自身です。
基本、自分だけが頼りなんです。
でも、塾と資格試験だよりで生きていると、何か問題が発生したとき、自分で解決できなくります。
これが資格学校で勉強することで背負ってしまうリスクなんです。
資格学校に行く場合、このことを、十分、認識しておく必要があります。
では、どうすればいいのか?
だから、資格学校に行くのはいいのですが、その際は、資格学校を活用するという意識を持っておくべきです。受け身ではなく、自主性ある活用です。
試験の全体像をつかんで、どうやったら試験に合格できるのか、自分でも見極める必要があります。
そして、勉強の中の、どの部分を資格学校を活用して楽をしているのか認識した上で、勉強することが重要だと思います。