●昼寝のススメ
30分間の昼寝をする人は、昼寝をしない人と比べて、
隙間時間で短時間の仮眠をとることは健康にいいわけです。
一方、1時間以上の昼寝をする人は、昼寝をしない人に比べて、認知症になる確率が2倍になるらしいです。
隙間時間があったとしても、長い仮眠をとることは健康に良くないわけです。
これは睡眠に関する本に書いてあった内容です。
僕も昼寝をします。
昼寝をすることによってリセットすることができます。午後からの仕事のパフォーマンスが高くなります。
逆に、昼寝をしなければ昼からの仕事がきついです。確実にパフォーマンスが落ちます。
昼寝は生活の中で不可欠なものだと思っています。だから、僕は仕事のない休日も昼寝をします。
●因果関係と相関関係
先ほども説明したように、僕は昼寝をするのですが、通常であれば30分前後で目が覚めます。
でも、飲み会があった日の翌日は、45分くらい寝てしまいます。スマホのタイマーをセットしていなければ、寝過ごしてしまう勢いです。
僕は、何の話を言いたいのか?
飲み過ぎはよくない、という話ではありません。
昼寝がいいよってことでもありません。
僕たちサラリーマンは、1時間以上昼寝をすることができないんです。
先程の昼寝と認知症の話を思い出してください。1時間以上の昼寝をする人は認知症になる確率が高いと言う話をしたと思います。ただ、1時間以上の昼寝をできる人は、基本的に現役ではないんです。つまり、この実験は既に退職している高齢の人が対象になっているわけです。
1時間以上の昼寝をしたから認知症になったのか、その他の生活習慣が原因で認知症になったの不明確です。1時間以上の昼寝と認知症の関係性は、因果関係ではなく、相関関係があるだけかもしれないわけです。
もちろん、作者はちゃんと因果関係を確認してから書いていると思います。でも、僕ら読書は因果関係を確認できません。
僕らは本に書いてあることを無条件で信じるのではなく、そこに因果関係の証明があるのか、ないのか、相関関係だけで話を進めているのか、いないのかを疑問を持ちながら読む必要があります。
そして、誰かに自らの知識を披露する際は、因果関係を確認できている情報に限定する必要があると思います。
ちなみに、因果関係について以前にも書いてます。興味ある方は、こちら もどうぞ。