試験が終わってやるべきこと | 技術士を目指す人の会

技術士を目指す人の会

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

技術士試験が終わりました。

お疲れ様でした!!

 


さて、記述式の試験、いろいろなものがあると思います。技術士、中小企業診断士、司法書士等々。
こうした記述式の試験を受験された皆さんにやってほしいことがあります。

それは何か?
 
解答の再現です。
 
解答の再現とは、試験が終わった後、試験本番で書いた解答を、もう一度作るんです。ただ、作るだけではなく、再現するんです。
将棋の対局でも、終わった後、もう一回、やっていますよね。
あれです。あのイメージです。
解答の再現は、手書きする必要はありません。パソコンでいいです。
思い出しながら、作るんです。
 
なぜ、解答の再現をする必要があるのか?
 
試験の出来が良かろうが、悪かろうが、解答の再現した方がいいです。

一体、なんのためにやるのか?
 
まず、出来が良かった場合。
記述試験が終わった後、口頭試験がある資格では、記述試験で出来の悪かった問題について、質問されることがあるそうです。
有資格者として、ちゃんと復習しているかどうか確かめるのかしれません。
間違えがあれば復習をする。
わからないところがあれば復習をする。
正しい知識を習得する姿勢、コンサルタントにとって大切なんですね。
というわけで、試験で出来がよかったとしても、解答の再現をしておいた方がいいんです。

 

それから、出来が悪かった場合。
そもそも出来が悪いと合格できないのか?
技術士試験の勉強会をはじめてから、8年が経過しましたが、「予想が外れたので、あまりできなかった。。。」と言いながら、ちゃっかりと合格した人もいます。
試験は結果がでるまで合否はわかならないも。
でも、出来が悪かったと言っている人の多くは、あまり良い結果にならないのが実態です。
だから、出来が悪かった場合は、勉強をリスタートをきるとき、何が足りなかったのか確認しておく必要があります。
また来年になって、今回再現した解答を見れば、過去の自分の実力を振り返ることができますし、同時に、自分の成長を実感できると思います。
 
ちなみに、解答の再現は試験直後よりも、翌日、翌々日の方がいいです。
僕もやってみたんですが、試験が終わったその日は、ちゃんと思い出せないんですよ。
ところが、翌日になったら、いろんなことを想い出せるんです。
 
というわけで、試験が終わった日はのんびりしてください。
本当にお疲れ様でした!

そして、翌日か翌々日になったら、解答の再現をやってください。