需要の低下 | 技術士を目指す人の会

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勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

デフレの正体藻谷浩介~を読んで

 

デフレとは、物価の下落が長期間続く現象。

 

そもそも、なぜデフレが発生するのでしょうか?

 

景気が悪くなると国民の消費が低迷。

消費を促すため価格競争が発生。

物価が下がる。

生活必需品や土地の価格が下がり、労働者の賃金も下がる。

その一方で借金はそのまま。

これがさらなる景気悪化を生む。

 

最近、日本でデフレがありました。

ただし、この原因は景気悪化ではないのたそうです。

貿易黒字は常に発生していて、企業成績は良好だったようです。

 

なぜデフレが発生した

 

作者は次のように言っています。

 

20~50代が高齢化して消費が減退

少子化も相まって消費する世代が減少。

 

消費、つまり需要が低下したから、価格競争が発生し、物価が下がったのだと。

 

つまり、人口構造の変化が日本のデフレの正体なのです。

 

水道界で発生している水需要低迷は、節水機器の普及だけではなく、人口構造の変化を原因なんですね。

 

なるほどです。