「話せるようになる」ための500の方法:緘黙症状改善の道具箱 | 場面かんもく相談室「いちりづか」

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「話せるようになりたい」という思いに応えて

 

場面かんもく相談室「いちりづか」ページ公開からもうすぐ1周年。

いつも応援や励ましのメッセージをいただいているみなさま、ありがとうございます。

 

この1年、多くの方とお話しして、一緒に練習の計画などを考えてきました。

「練習が上手くいっている」「話せる相手が増えてきた」といった嬉しいご報告をいただくことも増えてきました。

 

1周年を記念して、Blogを始めることにしました。

この頃コンテンツが増えて文章ばかりで読みづらくなってきたので、主にBlogに書きためていくことにします。

 

 

Blogのコンセプトは<「話せるようになる」ための500の方法>

 

これまでの実践で培ってきた小ネタ、裏ワザ、マル秘テクニックや、日々の相談の中で考えたことや発見したこと、よくいただく質問への回答などを書いていきたいと思います。

 

【内容】

★500の方法:小ネタやマル秘テクニックなどをご紹介します。

★日々の相談室から:日々の相談の中で考えたこと、ご質問への回答などを書いていきたいと思います。

★場面緘黙と不登校:タイトルの通り。

★改善してきたケースの紹介:相談の中で改善してきたケースについて、本人の許可をとってご紹介していきます。

 

「500の方法」について

Blogのタイトルを考えるときに、ポール・サイモンの「恋人と別れる50の方法」という曲が思い浮かんで、では「何通りにしようか」と思ったんです。

私は緘黙症状を治す最適な方法は人それぞれだと考えているので、「話せるようになる」ための方法は場面緘黙の人の数ほどあるということになります。

 

それで、私がこれまで緘黙症状の改善に関わってきた場面緘黙の人は500人以上になるかなと思ったので、「500の方法」にしました。

 

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50 Ways To Leave Your Lover (Paul Simon, 1976)

"The problem is all inside your head," she said to me

"The answer is easy if you take it logically

I'd like to help you in your struggle to be free

There must be fifty ways to leave your lover"The problem is all inside your head 

「結局、あなたの考え方次第」と彼女は切り出した。

「論理的に考えれば簡単なことなんだけど、苦労してるみたいだし手伝ってあげる。

恋人と別れる方法なんて50通りもあるんだから」

(略)

I said "I appreciate that, and would you please explain About the 50 ways?"

「じゃぁ、その50通りってやつを聞かせてくれるかな」