ベアリングの日々~ベルリン滞在日記~ -7ページ目

Schultuete

日本では馴染みの無いドイツならではの季節のモノ
色々あれども今この時期に限って言えばコレしかありません!!

ベアリングの日々~ベルリン滞在日記~
(1930年代の入学時の様子)

Schultueteシュールテューテ☆

昔から変わらず9月のお馴染みの風景として
みられるとゆうこの大きな袋を抱えた子供達◎
ドイツでは小学校入学初登校の日、このSchultueteを持って学校へ行きます。

Schultueteとは紙で出来た三角錐のケースのようようなモノで
大きいのだと6・70㎝くらい、小ぶりだと手のひらサイズのモノまで
デパートやスーパー・文具店など
早い所だと7月末頃から店頭に出始めていて
ずーーっとなんだこの物体は??と不思議におもっていました。

写真は昔のものなのでシンプルな飾りになっていますが
最近のものはすごく凝っていてキャラクターはもちろん
立体の動物モチーフや恐竜なんかが付いてたりします。

中にはお菓子やこれから使うであろう
学校生活の道具などなど、ほとんどははお菓子だそうで
ドイツの子供達はこれを両親やおじいちゃんおばあちゃんに
用意してもらって初登校の日に学校に持って行くのが習わしなんだそう!

学校にお菓子の袋を持って行って良いなんて!と驚きですが
はじめての学校で緊張を少しでも和らげる為とか?
家族からのお祝いの気持ちが込められた
ステキな習慣ですね。

中身はこんな感じ↓

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お菓子に玩具なんかも入ってて
これはもうすでに入った状態の市販のもの
BIOのお菓子入りのSchultueteです。

ほとんどはケースの飾りを自作する親が多く
中身もオリジナリティ溢れる子供に合わせた内容にするのが一般的

日本でも入学を控えたお子さんにちょっとしたプレゼントで
小さめのケースにお菓子詰めてわたしたら喜ばれそうですね☆

ベルリンでも大量のトンガリケースSchultueteが売られていて
すごくカラフルなので見ていて楽しいです!



Rotbäckchen

可愛くて美味しいジュース

Rotbäckchen
その名もロートベックヒェン

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パッケージは赤ずきんちゃんのような可愛い女の子☆

赤いほっぺが魅力的◎

このジュースはBIOマーケットに売ってます。

ちゃんとBIOマーク入りのオーガニックジュース
ここのHPみると1952年創業から変わらずこの女の子の絵柄でした。

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味はリンゴベースの赤い果物の入ったタイプで
子供に必要なマルチビタミン入りのモノまで
マンゴー・チェリー・ニワトコ・ベリー混合で6種類ほどあります。
上のは亜鉛とビタミンC入り、甘みは果実の甘みとハチミツ

実はこのジュースのオマケが欲しくて・・とゆうのは冗談半分本気半分
オマケ好きなわたくしじゃなくとも3本くらいみんな
まとめ買いするほど美味しいのでいたって普通の事ですが
今なら3本まとめ買いの方にオリジナルカップ(プラスチック製子供用)
が付いて来る!!!なんてキャンペーンしてたもんですからねー
そらーこの機会に買いますよ!

てなわけでそのカップです

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かわいいー

しかも今は夏休みもそろそろ終わりにさしかかっている時期
ドイツの学校は9月からが新年度なのでショッピングモールや文具店
デパートは『ご入学グッズ』の販売に力を注いでいます!
このカップもよくみるとアルファベットや数字なんかが
ステレオシートになってて動いて見えます。
うーーん、まさに子供用!!(でも良い大人が使う・・)

ジュースのお味も大人からすれば甘めになっているし
子供用な飲み物なのかもしれませんね。

Butter Milchとホットケーキ

今朝の朝食はホットケーキ☆

ドイツでは乳製品が充実しているので
牛乳ひとつとっても色んな種類があって
料理や用途によって使い分けます。

今日ホットケーキに使用したのはこちら
Butter Milch

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牛乳といえば低脂肪かそうでないか
ぐらいの種類しか食した事がなかったので
こっちに来たばかりの時はなにを買えば良いやら
チンプンカンプンでした。
しかも乳製品コーナーの広い事・・・。
生クリームは日本と違って上のようなパック入りで
ペコペコの薄ーいプラスチックに入っていて
持ち帰る際荷物に押されて破裂する確率高し!です。
レジ台乗せる際も扱いに要注意!レジの最後こぼれてるのよく見ます。
冷蔵してない山積みの牛乳もあって一体冷蔵と何が違うのか?・・
(フレッシュではないのは確かですが)

このバターミルヒは夫氏が
ホットケーキに入れるとふっくら焼ける!!
との情報をきいてさっそく作ってみたのです。

(Butter Milchとはミルクがバターになる寸前の液体
脂肪分とホエイがやや分離したような
ヨーグルトのような酸味がある乳製品です。)


するとびっくり!!!
ふっくらモチモチ◎(強力ディンケル粉使用本当は薄力粉が良い)
見た目も昔の喫茶店のホットケーキ風!
美味しかったです☆

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もちろんメイプルシロップかけて頂きました!
ジャムは最近ハマってるザクロジャムとニワトコの実ジャム

分量はあくまで目安ですが
100gくらいの小麦粉に卵1個ベーキングパウダー少々
バターミルク160㏄くらいかな

これで4枚焼けました。

断面もフカフカーー
もっと綺麗に切れただろうけど
ナイフで切るのなかなか難しい・・。

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バターミルクはそのまま飲んだりする人もいますが
酸っぱ濃くって飲めたもんじゃありません・・。
はじめ、開けた瞬間は腐ってるのかと思ったほどですから
フルーツ味とか調整してるのならOKかな?とゆう感じ

さすが乳製品天国ドイツ!


予想外シューズ

靴屋のセールで買ってしまった!

夫氏が欲しがってたスニーカーを見に来て
サイズがなくて本人買わずにわたしが買ってしまうとゆう衝動・・・。

だって安かったんです!とゆうお決まりの言い訳ーー

イタリアのメーカーばかり扱うお店で
良い革ものが揃っててつい試着なんてしちゃったもんだからー

それはまるで吸い付くようなぴったり感てゆーんですか?
あまりにもジャストサイズで試着した瞬間に
『ヤバいなー』(買いそうで)と確信したのです。

元来、買い物ではほとんど悩まない即決型でありまして
試着なんてしようもんならすぐに判断付いてしまう
ある意味で難儀な性格なのです。

予想外もいいとこ
店出る時になんでわたしが袋もってるんだ?
みたいな不思議な感覚はすれども良い買い物ができて
気分は良好☆



そんな即決シューズ

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スエードのひも付きバレエシューズ・サイズ38
(日本だと23,5~24㎝)

見事なまでに好みな青色◎

114ユーロ(うろ覚え)が59ユーロになってました。

同じ形で発色の良い赤もありましたが
赤いバレエシューズをみると
子供の頃読んだアンデルセン童話『赤い靴』を思い出してしまい
かわいいなーと思いながらもなかなか買えないトラウマがあります。

内容を少し↓

貧しい少女が赤い靴の魅力に引き込まれ
養女として引き取ってくれたおばあさんが病気の時も看病せず
毎日のように赤い靴で踊りあかす日々
教会へも禁じられている赤い靴を履いて行ってしまう
あるとき足が勝手に踊りだし止まらなくなり
最後は首切り処刑人(日本の童話では木こり)に足の膝から先を切ってもらう
それからは改心して毎日不自由な体で教会の奉仕活動をするようになる。


と、簡単に書くとこんな話

興味があったら読んで見てください
さすがアンデルセン!なかなかシビアな内容ですが
ヨーロッパのキリスト教文化独特の教えが表現されています。

わたしは今思い出してもけっこう怖いくらい
たかが絵本されど絵本!童話の力ってすごいです。

ついつい脱線してしまいますが
赤い靴の話はさておき

履き方も色々楽しめるこのひも付きシューズ

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わたしはタイツinで
足の甲に巻いて履いたり
足首だけで巻いたり

靴は女性ならでは!!
バリエーション考えるのも楽しいですね


かかとはこんな感じ

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ソールもインナーも本革なのにこのお値段はお安いです。

まだまだベルリンはSALEしてるお店が多いので困りますが
ほどほどに楽しみたいと思います。


買ったお店はM2トラムMarienburger Str.駅下車すぐ
目の前にある靴屋さんです。


Bäckereiと蜂

ベルリンにきてから
けっこうな数のパン屋さんやケーキ屋さんに行きましたが
ドイツでもパン屋とゆうと日本でも多い混合型とゆうか
ケーキとパン両方売ってる『Bäckerei』があり、
そのBäckereiでお決まりの光景とゆうのが

ケーキやパンが入ったショーケースにいる彼らの事☆
店内で飼ってるんですか??ってくらいの蜂の群れです。

真冬を除いて春から秋にかけて必ずと言って良いくらい
大げさかもしれませんがわたしはしょっちゅう見てます。
(大きなデパートにはさすがにいませんでしたが)

ハエやゴキでないだけで虫は虫
なぜ防虫しないのか???

答えは簡単!

見栄えがいいから!!

とは言いませんが・・ドイツ人からすれば
ケーキに蜂が群がるのは当たり前!自然な事!
自然や植物(動物ももちろん)をこよなく愛するドイツ人は
虫が食べるものは美味しいし安全な証拠☆
その方が売れる!と農家のおばあちゃんが言いそうな
当たり前すぎる答えを返す事でしょう。
これがハエなら防虫しそうなんですが・・・

雑食性のハエやゴキを差し置いて
ショーケースのケーキを食べられるとゆう
好条件をもらえてる蜂ですが
人間はその蜂がせっせと集めた蜜を頂いてるんだから当然の権利??
しかも圧倒的にステキな光景に見えるとゆう意識は否めません!
蜂がちょいちょいケーキつまんでるところも花を連想させるし
美しいハニービーイエローの模様がそうさせるのでしょう。

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これは今日行ったBIOマーケット前のテーブルで
ラッシーを飲んでたら飛んできた蜂の様子

ここのマーケットにも小さなBäckereiが入ってて
そのガラスケースにももれなく蜂が大量にいました。
バッグには買ったケーキも入ってるしニオイにつられたか?
飲んでたラッシーが薔薇エキス入りだったからか?

ちなみにそのラッシーは
バラエキス入りラッシーとザクロエキス入りラッシー

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ローズラッシーはかなりオススメ!!
すごく良い香りがして想像以上の美味しさです☆☆☆
蜂もそら良い香りにつられてくるわねーー。

ただ、群れるとコワいのが蜂・・
ブンブン手で払ったりしないよう気をつけましょう


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最後にBIOマーケット前にある等身大でリアルな牛の置物です。
ちびっ子はみんな必ず触っていきます!

久々雨の降らないいい天気ーー◎