遊星出版です。
趣味で文章を書いています。同じような趣味の皆さんは、どのような道具なり、環境なりで書かれているのでしょうか。という前に、自分の話を。
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まずはノートに万年筆で。ペンはLAMYを使ってます。スチール製ニブのカジュアルな万年筆です。非効率的と思われるかもしれませんが、「書く」という身体運動を味わいたいからです。とはいえ、それも気分で、最初からテキストファイルに打ち込むこともあります。
ノートに手書きした場合は校正しつつ、ポメラに打ち込みます。テキストを打つだけなら秀丸(テキストエディタ。シェアウエア)でもいいんですが、折りたたみの最初の形の頃からポメラを使っています。今やすっかり贅沢品。でも好きなので。
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初めて文フリに出した本は、威沙(いずな)というフリーソフトで作成しました。最初にこのソフトを知ったときは驚きました。
なにこれぇ? バッチで文庫本吐くのぉ?
テキストファイルを放り込めば、PDFの文庫本をまるっと出力してくれるという夢のようなソフト。パソコンさえあれば、メモ帳アプリで原稿を打って、一切費用をかけずに文庫本(PDFファイル)がつくれます。それまでTeX(論文書くとき使うやつ。ソースはテキスト)でガリガリ作っていた本を、ちょっと修正して放り込んだら、文庫本ができました。
フリーです。リリース20周年だそうです。現在でも精力的にバージョンアップされています。で、カンドーのあまり、文フリに出始めました。
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本格的にイベントに出るようになってからは、さらに一太郎を使い始めました。「ワープロ」です。ふつうに「ワープロ」っていうと「Word?」といわれます。同世代に一太郎というと「へえ~、まだ売ってんだ」といわれます。
売ってます。毎年几帳面にバージョンアップされています。FEPのサブスク契約が条件ですが、6000円台で買えます。応援のつもりで毎年買ってます。

このソフトもすごいです。昔ながらのMMI(マンマシンインターフェース)に、さまざまな機能が地層のように盛り込まれています。40年の歴史そのものです。
ビジネス(とっくに引退)で使っているわけではないのと、毎年のバージョンアップで、遊星出版のようなパーソナルユースにはオーバースペック気味です。しかし、日本語へのきめ細かな対応とこだわりがすばらしい。小説書きへの配慮もあります。
遊星出版、独りでやっています。編集者さんはいません。かみさんはぼくの書いたモノに1ミリも興味ありません。このような環境下で、とりわけ有り難いのは、誤字脱字、表記ゆれのチェック機能です。穴が開くほど確認しても、やっぱり出てくる誤字脱字。見直しも執拗に繰り返すと、目が慣れてしまいます。最近はAIにお願いすることもありますが、一太郎の校正機能は小説にも対応しています。それでもモレますが(笑)。
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執筆環境としてはざっとこんな感じです。製本は製本直送のPODサービスを利用しています。徹底した省力化によって製本費用を抑えています。リーズナブルなのは助かります。もうひとつ助かるのは、基本、PDF入稿なんですが、入稿した版下を製本直送のサーバーで管理できるところです。いったん版下を登録しておけば、自分の本を買う感覚で、いつでも好きな部数、製本依頼できます。
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中学の頃、きったない字できったないノートに書いた話を友達に回し読みしてもらっていた時代からは、夢にも思わなかった机上出版環境と発表の場があることに、それらを実現させるサポート、そして、イベントを成立させている、すべての人に、製品に、インフラに、サービスに、機会に、かみさんに、もちろん読者様方にも、あらためて感謝の意を表します。
しあわせな時代に生かされていると思います。
ありがとうございます。
礼拝。
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