地図を描いてみた。
今書いているお話の舞台になる架空の土地である。
お話は……
エンタメではない。
やたらに長い。
手を出すなら最後まで……
とは思ってはいる。
☆
以前によく聞いていた遊佐未森さんの詩(うた)では、錆びた思い出を売り捌いて、きらめく金貨を手に入れ、どの店を覗いてみても探していたモノばかりが並べられているマーケットで、地図を手に入れる。このお話の主人公は、女性の影を追っているようでもある。
この曲をよく聴いていたのは遙か昔のことだけど、なんだか知らないうちにずいぶん影響を受けているものだなあ、と思った。
いや、影響というよりも、以前の記事でも書いたが、そもそも物語って、目の不自由な人と象のたとえじゃないけど、どか~んと、で~っかい「物語」がひとつあるきりで、みんなそれぞれ、そのデカイ「物語」の断片を自分の作品だと思って書いてるんじゃなかろうか。
あらためてそんな気がした。
このブログでは易のエッセイも続けているが、易という仕組みも、どか~んと、で~っかい宇宙? 世界? 人事百般? という物語の「地図」なのかもしれない(これも以前に書いたかな)。
遊佐未森さんの詩では、買った地図(たぶん買えたと思う。お話はおそらくは露店の店主に「その地図を一枚ください」というところで終わってる)の帰り道は破れかけている。ちぎれてなくなってしまう前に、家にたどり着ければいいのだけれど。ぼくもあなたも歌の主人公も。
☆参考★
ファンタジー世界の地図を描く
Jared Blando (著),
加藤 諒 (編集)
株式会社Bスプラウト (翻訳)
ボーンデジタル 2015
