オーダーメイド・ブレス | ぼくは占い師じゃない

ぼくは占い師じゃない

易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

ええと、何から書こうかな。

こどもの「えにっき」なら、

「おともだちのおうちで
すてきなうでわをつくってもらいました。
とてもたのしかったです。おわり」

でいいのだろうが、あいにく大人だし、
これは「えにっき」でもないし。

土曜日。久しぶりに晴れ。

昼下がりに自宅を出て、
2時間ほど電車にゆられて、
個人宅でオーラソーマのヒーリングを
しておられる方をお訪ねした。

といっても、オーラソーマの
ヒーリングを受けにいったわけではなく、
そのスペースを借りて、
ミク友の「ゆきちゃん」さん(ヤヤコシイので以下、
「さん」を略させていただきます(笑))が、
クライアントのチャクラの状態を確認して、
それに応じた天然石ブレスを仕立ててくれるという
ワーク(カウンセリング)をやってくれるというので、

こりゃいいや、

と腰を上げた次第。

普段は女性専用のスペース なんだそうだが、
そこはゆきちゃんの知り合いということで、
おっさんだけど、ムリヤリねじこんでもらった。

なかなかないもんね、こんな機会。

ブレスを仕立ててもらうということ自体初めてだったし、
そういったことに通じている方にやっていただく、
というのも、もちろん初めて。

ダウジングでチャクラの状態を読み
(じつはあほだということが
ばれてしまったかもしれない)、
何種類かのオラクル・カードをつかって
石の見当をつけるという流れ。

5枚引いた(引く枚数は特に決まっていないそうです)
石のカードのちょうどまんなかがクリアクオーツで、
これが、今回のブレスの機能というか目的というかテーマに
どんぴしゃでちょっとびっくり。

サポートしてくれる神様がアフロディーテというのも驚いた。
アフロディーテといえば、なにはともあれ、美の神様なのだが、
最近興味をもちだした多面体 はまさに「美」そのものである。

アフロディーテはギリシャ神話だが、
ローマ神話ではヴィーナスに相当し、
おおもとは豊穣多産の神様らしい(wiki参照)。

豊穣多産は大地の働きであり、易卦でいえば88:坤為地。
88:坤為地はついこのあいだ、
このブログで紹介し終えたばかりの卦。

選び出された石は、パワーダウンしていたチャクラを
サポートするものとしてぴったりのものだったらしい。

このへんはおじさんにはわかりましぇーん・ゾーンだが、
できあががったブレスの構成をみていて、
これはひょっとしてすごいんじゃないか、
と思った。

いまやってることと、
いろいろ関係がありそうなのである。


template
上の画像はいま考えている、
易卦を利用したツールのシンボル。
丸に十字といういたってシンプルなもの。
下の写真が、作ってもらったブレス。

ブレス
東西南北がある。
メディスンホイールみたいでしょ。
ツールのシンボルとどこか似ていませんか?

まあ、両方ともシンプルなものなので、どこか似る、
ということは起きやすいかもしれないけれど、
ゆきちゃんにきいたら、とくに決まったパターン
というのもないそうで。

写真に戻って、上の赤玉(インカローズ)と
下の透明の玉(クリアクオーツ;クラック入り)
の二つだけがφ10mmだが、
上を陽(南)とすれば下は陰(北)となる。

黒い玉はスモーキークオーツとブラックトルマリンだが、
黒系の玉は四方位に各2個づつあって、全部で8個=八卦。

4つの方位に区切られて、
3つづつのクリアクオーツが配置されているが、
4×3=12で十二消長卦。
以前の記事にも書いたが、十二消長卦は時序、
季節の移り変わりなどを示す易卦のグループ。

12ヶ月。4つの季節。

純粋にクリアクオーツの数だけ数えると
下にあるφ10mmのクラック入りの玉もいれて13個。
13月の暦。

両サイドにある紫の石(写真では白っぽく映っている)は
チャロアイトというそうで、手持ちの本で調べたら、
変化の中での、調和と落ち着きをもたらす力があるとされている。
これは東と西に配置されている。
東と西。
太陽と月。
八卦でいえば離と坎。昼と夜。

昼は夜に夜は昼に常に変化し続けるが、
東から西へというすべての星の動きは変わることはない。

ふたつまとめて、一日。時間の基本単位。

いろいろ考えていると、
このブレスが先天図にみえてくる。

先天図・後天図は八卦を方位に割り当てた図で、
先天図はこの世の動作原理(体)、
後天図は動作結果(用)をあらわす。

ゆきちゃんの話によると
そんなことはぜんぜん考えてなくて……
つまり、リクツでつくっているのではないそうだが、
にしても、すごい。

易好きおじさんのうがちすぎ、
といってしまえばそれまでだが、
やっぱりすべてのことには意味があると思う。
手垢のついた言い回しだけど
(って、それ自体も手垢のついた言い回し)。

せっかくつくってもらったので
大事にしたいと思います。

おわり。