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易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

Holgaを買った。

似たようなハナシで、
以前にBaby-Holgaを買ったハナシををしたが
((2005年10月18日ログ「ゆるいひとたち 」)
しかし、「買った」ハナシばっかりだ)、
Baby-Holgaには、Sister-Holgaという仲間もいて、
BabyやSisterがいるわけだから、
当然親もいるのである。


といかめらず
【ウチのオモチャたち…向かって右から
ホルガ(親)、大人の科学付録カメラ、
ハリネズミカメラ、ベイビーホルガ。
一番手前は110フィルム】


買ったのはその親の方のHolgaで、
クラブ・イクスピアリで鈴木重子の歌を聞いたあとに、
酔っ払って、モールでスターターキットを買った。
酔っ払ってはいたが別に衝動買いではなく、
前から買おうと思っていたので
なけなしのバイト代を
はたいたのである
(なんか言い訳がましい)。


トンネル
【トンネルを抜けるとそこは
やさしい光に満ちたトコロ】
Holga120CFN 120mmColorISO100 晴天・屋外


なんというか、コレもゆるい。
スターターキットの中身は、フィルム、ストラップ、写真集、
遮光テープ、マニュアルなどがセットになっている。

役に立たないという
うわさのストラップはともかく(どうせ使わない)、
遮光テープってなんだよ、と思っていたら、
なんか、光モレが前提のようで、
それがひとつひとつのHolgaの個性で、
したがって、どこをどう遮光したらいいかは……

やってみなきゃわかんない。

説明書にそう書いてある。


横浜1
【横浜1】
Holga120CFN 120mmColorISO400 晴・屋外


いちおう「ピント?深度?」調整らしきダイヤルと、
シボリもどきのスイッチがついているが、
こいつらもなんだかよくわからない。

ファインダーも、プラレンズのはまったタダの四角いアナっぽこで、

『覗いた先の、だいたいそこいらあたりが撮れる……

……かもね』

と書かれたシールが堂々と貼ってあるのも同然だ。

デジカメではないので、
ナニが撮れているかは写真屋さんで
現像・プリントしてもらわなきゃわからない。
これにまた4~5日待たされるのである。


.横浜2
【横浜2】
Holga120CFN 120mmColorISO400バルブ 晴・夜


撮れる写真は、
いつも限りなくアクシデントに近く、
フィルム・現像・プリント代という
ランニングコストもそれなりにかかるので、
不用意にシャッターを切るわけにもいかない。

シャッターチャージという仕組みもなく、
シャッターを切れば切っただけ、
何回でも露光できる。

できるっていうか、
それじゃ困るんじゃないのか。

フィルムは当然手巻きであるからにして、
意図しない多重露光を避けるには、
巻いてから切るか、切ってから巻くか、
きっちりしておかなければならない。

自分の中で。

ああっ、ダメぇっ!

そーゆー、キッチリとかカッチリは、
とくに苦手なんである。
おまけに頼りの「自分の中」は、
授業を聞きながら、
冷蔵庫の中にトリップしていたり、
ヒルメシを食いながら、
晩のオカズのことを考えていたり
(食いモンのことばっか)、
まあ要するに、
こういう言い方するのも、
サルに失礼なくらいの
モンキーマインドぶりなのである。


横浜3
【横浜3】
Holga120CFN 120mmColorISO400 晴・屋外


ここまで書いてハタと気がつく。

このカメラのええ加減さは……
どことなく自分と似ているカモ。

そうかあ、だから憎めないのかぁ(笑)。
類は友を呼ぶ、ともいうし。

結局、自分大好き!
というくだらんハナシかよ!

はい、そうです……

ということで、
今日のところはご勘弁ください。

ちゃんちゃん。