ついこの間、学校をさぼって、
如月マヤさんが主催するワークショップに、
ふらっと参加した。
もともとこういう精神世界系
(あまりこのコトバは好きじゃないけど)の
ワークショップにはよく参加していたが、
会社を辞めてからは、カネもないし、
とんとご無沙汰だった。
参加のそもそものきっかけは、
いつもの学校帰りの本屋で、
「アカシックレコード・リーディング
如月マヤ著 ハート出版」
という本を見かけたこと。
白地に放射状の幾何学模様をあしらった装丁が目を引く。
買おうかどうしようか迷ったが、ペラペラ見ていたら
猫乃電子出版
から電子本も出していることが書いてあって、
猫…といえば自分の作品
もお世話になってるところで
(田辺さんお元気ですか)、
かすかな縁を感じて、結局買った。
HP
をみると、ワークショップをやっているということで、
これが12000円と比較的安い。
12000円が安いのか?
と、思われる方もいるかもしれないが、
この手のワークショップの相場からすれば、
ベラボーとまではいわないが、かなり安いのである。
都内、月一回のペースで、定員8名。
参加者はメールで申し込んで抽選。
申し込もうとしたが、
原則平日の午前中……って、
学校があるからダメじゃん、
と思ってほったらかしにしていた。
で、しばらくしてから、この時期。
正規のカリキュラムは終わって、
特別講義だらけになって、
まあ、いいか、先生には悪いが休んじゃえ、と。
ハズれたらがっかりだな~と、思っていたが、
意外にあっさり当たって、
やはりなにごとにもタイミングがある。
マヤさんは小柄で細身のチャーミングな方で、
内容は、毎回ビミョーに違うらしいが、
アカシックレコードを読む、という目的はかわらない。
本に書いてない、
なにかとてつもないことを教えてもらえる……わけじゃない。
基本的には本の内容から大きく外れることはない。
じゃあ、本読んでも同じじゃん、
と、思われるかもしれないが、
やはり直接、教えてもらった方が、
はるかにコツはつかみやすい。
ぼくはあまりしなかったが、質問もできるしね。
みなさんそれぞれ、自分なりのコツをつかんでおられたようだった。
ぼくの場合、そこでつかんだコツは、
「質問をしてそれに対する答えが返ってくる」
その対話を行うフィールドに自分の意識状態を
どうフォーカスするか、ということに尽きた。
最近は、
易システムのことを考えているときとか、
本を読んでいるときとか、
考えを整理するためにダイアグラムを描いているときとか、
そんな、一種の集中状態にあるときに、
それとは気付かないようなかすかなカタチで、
なんども質問と答えをやりとりしている……
そんなパターンにも気付いた。
2005-11-16 のログ「モーニンググレース
」の中で、
アタマの中に浮かび上がってくる想念には、
・意識してめぐらせている「思い」
(これがまあフツー、「思考」と呼ばれている)
・あなた自身も気付いていない深い自己からあがってくる「思い」
・はからずもスクープしてしまう他人様の「思い」
の三つがあるかな~、
てなことを書いたが
(チャネリングなどにみられる「生身の人間以外他存在からの情報」もあるが)、
もひとつ
・アカシックレコードからの検索結果
というのも追加しなければならないだろう。
マヤさん自身は、
現在は個人セッションはやっていないそうだ(以前にはやっていたらしい)。
それよりも、
各人がそれぞれ自分で自分のレコードを読む……
その方法を伝えることに軸足をおいているのだとか。
こんなところにも共感が持てる。
「ぼくは占い師じゃない」
と、いうわけである。