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実は、このごろはもっぱらこの道具ばかりつかっていて、
サイコロも、自分で作った棒もあまりつかっていません。
手のひらサイズの、赤いプラスティック製の箱に入った、
これまたプラスティック製の六本の棒。
青山の「回」という、精神世界関連書籍の専門店で買ったものです。
アメリカ製でIching Stickという商品名でした。
中身はこの箱と箱に入った四角い棒六本で、
簡単な使用方法のインストラクション(英文)がついているだけで、
易システムそのものに関する説明はありません。
その辺はわかったひと向け、ということなんでしょう。
この六本の棒を、ウリャッ、と投げるか、
無作為にとりだし、コッソリ見るかして(なぜかコッソリ)、
大成卦を得ます(……って、前に同じこと書いたな)。
各棒の各面には、以下のような図が描かれています。
(1)切れた線
(2)つながった線
(3)真ん中に○印のあるつながった線
(4)真ん中に×印のある切れた線
切れた線は「陰」、つながった線は「陽」を示す……
のはすぐにお分かりになると思いますが、
シルシのある面は何をあらわすのでしょうか。
実はコレ、(3)が老陽、(4)が老陰を表しているんです。
老陰、老陽については2005年02月22日のログ、
「グラデーションをつけてみよう(その2/3)」
で、軽く触れていますが、字のとおり、年老いた陰陽で、
老陰はもうすぐ陽に反転する陰、
老陽はもうすぐ陰に反転する陽、
です。
このツールの棒(つまり爻)は、
実際のつくりもそのようになっているところがユニークです。
老陽;○がついたつながった線(3)の裏側が「陰(1)」、
老陰;×がついた切れた線(4)の裏側が、「陽(2)」
というふうに、表と裏で陰陽の関係になっています。
まずエイヤと六本まとめて投げて、本卦を得て、
○または×のついた棒をそのままひっくり返せば、之卦が得られる、
というわけです。