占例:インサイト | ぼくは占い師じゃない

ぼくは占い師じゃない

易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

どうも、ノミクイの話ばっかりで、
アレ(中高年がよく使うコトバ。大抵意味不明)
なんですけども。


友達と誘い合わせて飲みに行ったときの話。
普段から近所で一緒によく飲む友人で……
その辺は大体まわりりつくしているし(飲んでばっか)、
店選びもケッコー大変だったりします。
それでも、サイフの中身とその日の体調などによって、
一応、お互いに腹案はあったりして。
どこへいこいうか決めるビミョーな駆け引き
(ってほどでもないか)が、あったりします。


その日はちょっと待ち時間があったので、
ケータイの易占いアプリで一振り。


「自分が考えていた店に行こうと言ったら、ウンというか」


てーことで、八卦占いをしてみました。


結果は、兌。


例インサイト


よろこび。
あ、よかった。
当然、ウンというのなだナ、
と判断しましたが、
結果は、「今日はちょっとその店にいく感じじゃない」との仰せ。
はずしました。
こういうのを、「誤占」といいます。


ならばどういうことか、と後知恵で考えますと、
兌は総じて、かる~いイメージのよろこび、ですので、
とにかく楽しくやる方をとれ、というメッセージだったのかもしれません。
あそこで我を張ってムリに自分の意見をとおしたら、
友人にとっては、つまらん夜になってしまったかもしれません。


ちいさなこと、どちらでもいいこと、ゆずれること、については、
ワガママを言わんこってすな。
よく考えると、日常で出くわすことの大半はそのようなことばかり。
エネルギーは適正に使いましょう。


「兌」は口が上を向いたカタチでもあります。
そこから飲食をあらわすこともあるのでした。