易経ってご存知ですか?
中国の古典なんですが、まあ、一言で言えばウラナイの本です。英語だと"Iching"とか(中国語そのままやんけ)、"Book of change"っていいます。
自慢じゃないですが(この言葉の後につづくのは、タイテー自慢です)、ぼくはこの易経と10年以上向き合ってきました(って……つもり)。
相手がそもそも漢文(中国語)だということもあるのですが、これがどうしてなかなか一筋縄ではいかんシロモノでしてねえ。そんなややこしいシロモノになんでそんなに長い間かかわっているのかというと、まあ、「好き」ってことでしょう。
もちろんそれだけではなくて、ケッコー使えるシステムなんです。
そ、システムでありツールなんです。この「易経」というやつは。
ぼくは個人的に「易システム」なーんて呼んでますが、少なくともぼくは「使える!」と思っているにもかかわらず世間的な認知度はイマイチだし、最近は「中国占星術」などというワケのわからん名前でメディアに登場したのを見たことがありますが、あの……占星術じゃないです。ちがいます。根本的に(と、ぼくは思ってます)。
これじゃあ、なんだかなあ、どうしてかなあ、と考えたんですが、どうもあの漢文がいかんのじゃないかなあ、
古典……ああっ!キライだったし!
まあそれで、いい解説書もいっぱい出てるので、自分なりに再解釈して、私家版・易経というのをつくってみようと思い、チマチマ作業を開始したのはいんですが、これがなんか……進まない。
なんでだろーっと考えて、「おい、オマエこれ、明日までな」と、ケツをたたいてくれるセンセーがいないからじゃないか、と。
てーかなんつーか、書かなきゃイケナイ!っていう牽引力がない状態で書き継ぐってのは結構ハードだったりするわけで。
それで、ブログ。
なんとか、できれば、これを読んでくれる人の役に立つ(かもしれない)、私家版・易経を作成かつ提供しつつ、フィードバックなどもらえるかもしれないし、それで相互に教えたり教えられたりで進められればベストですが、そうはならなくても、この場が、少なくとも、私家版・易経の作成の牽引力になってくれれば、それでイイヤてな感じです。
ええと、長々といろんなことを書きましたが、たくさんの人と共感できてなんらかの学びを深めることができればそれに越したことはありません。
毎日…は書けないだろうし、いつまでつづくかわかりませんが、気長におつきあいあただければ、書いた者としてこれにまさるよろこびはございません。
よろしくお願いいたします。