【2024年】父親の仕事とは何か | 主夫作家のありのまま振り返り日記

主夫作家のありのまま振り返り日記

奥さんと出会ったとき、女の子は5歳で。
今はもう11歳になった。
2020年には弟もできた。
あの頃を思い出したりしながら、過去を振り返る日記を書くことにしました。
今の様子も書いたりしています。

母の日だった日曜日。

 

家族でご飯を食べに行く。

出かける前に家で、「何が食べたい?」とママに聞く。

うちの奥さんは、肉か寿司かラーメンが好きだが、

子どもたちがいるから、その決断はまあまあ難しい。

 

3歳の子どもは大きな声を出して、周りの人ににらまれてしまうかもしれない。

11歳の娘は、シンプルに好きじゃないものは絶対に食べない。

 

そんなハードルを乗り越え、家族みんなが笑顔になって、奥さんに母の日の感謝をしないといけない。

 

どうするべきか・・・

 

 

肉といっても奥さんが食べたいのはステーキだから、

子どもたちはそういうのは食べない可能性もある。

 

寿司屋はうるさくできないから、行くなら回転すしか?

 

ラーメン屋はゆっくりおしゃべりができないしなぁ。

 

まあ、そんなことをうっすら思うが答えは出ないまま、

とりあえず家を出ながら歩いて話していると。

 

 

    

フードコートへいこう!

 

答えが出た。

 

家族がみんな笑顔になれる。

そこは、フードコートです。

違うもの食べれるから。

 

ということで行ってみたら、母の日でとても混んでいた。

 

大ピンチ。

 

しかし、よく見ると、1テーブル席があきそうだ。

おばさま3人組が食事を終え、お話をしている。

食器は乾いている。

食べ終わってけっこう時間が経っているのだろう。

 

一瞬、おばさまたちと目が合う。

 

しかし、そのままおしゃべり続行。関係なし。

 

これは、人の心をなくしたモンスター3人か?

しかし、可能性があるとしたらここしかない。

 

待つ。

息子が待ちきれない感じが出てきた。

 

家族たちには食べるものを選んできてと伝えて、

一人でいつ席が空いてもいいように周りを見渡しながら。

さながら中盤のサッカー選手のように。

 

家族が一周して戻ってきたころ・・・まだ話している。

 

あ、ダメだ。

心の中で試合終了のホイッスルが鳴ろうとした。

諦めかけた時、おばさまのうちの一人が、

「そろそろ帰ろうかな」

と言って立ち上がった。

 

 

ゴール!!!!

 

 

いや~良かった。

 

いや、ほんとラッキーだった。

その後、家族で無事座ってご飯が食べれたのでした。

 

お休みの日のパパの最大の仕事は、

フードコートの席取りなのかもしれないと思った。