照明が点くと、盆に7人の踊り子たちが登場。
衣装はフリンジの付いたピンク色のビキニです。とっても華やかでセクシー!!
アップテンポなジャズの音楽にのせ、ジャズダンスを披露しました。
躍動感とスピード感が凄い!
めっちゃ踊る景です。
本舞台にはパラソルのような形の布とポールが4本、立てられており、ポールダンスのようなパフォーマンスもありました。
これぞ浅草ロック座!!といった印象の、きらびやかなステージでした。
この景の1曲目は「コパカバーナ」という、ニューヨークのナイトクラブを舞台としたミュージカルの代表曲です。
華やかなナイトクラブの世界観が伝わる幕開けでした。
ベッド衣装はトップレスに巨大なマラボーという、私の大好きなスタイルでした。
ゆったりとした女性ボーカルの曲でベッドショーを行いました。
ポラ館の時と同様に、みおりんはかぶり席の観客一人ひとりとしっかり目を合わせてくれます。ドキドキ。
さらに、みおりんは観客に向けてウインクしたり、投げキッスしたりしました。
2景はステージに白いオペラ幕が張られ、幕の下にはガレキが散乱していました。
クラシックなピアノのメロディに乗せ、大見ちゃんとれいかさんが幕に映るシルエットでユニゾンダンスを見せました。
とてもミステリアスな光景です。
オペラ幕が開き、2人が登場。
大見ちゃんは白で、れいかさんは黒いロングスカートのドレスです。
ステージの天井からは草花の生えた鉄筋コンクリートのようなものが吊るされていました。
ユニゾンダンスの後、れいかさんはステージの上に倒れ、大見ちゃんのベッドショーへ。
片側の三つ編みヘア、超カワイイ。
バイオリンのメロディが印象的なスローバラード曲に乗せたベッドショーです。
大見ちゃんはとても悲しそうな表情をしています。
神秘的なコーラス曲に乗せポーズを切りました。
ポーズを1度だけ切るベッドショーで、ポーズのモーションがとても長いです。
なんて神秘的な光景だこと。
ただでさえ天使のように愛らしい大見ちゃんなのに、更にファンタジー感が増していました。
移動盆に乗って花道を後退する際、移動盆が「回転しながら後退」というトリッキーな動きをしていました。
美佳さんは「TDAY’S MENU」と書かれた黒板に「アップルパイ」と書きました。
その後、アップテンポなロックミュージックにのせ、息ピッタリの楽しいチームダンスを披露しました。
3人ともフレッシュな笑顔がカワイイ!!
途中、フライパンや鍋のフタやグラスなどを楽器のように鳴らすパフォーマンスもありました。
とても楽しいパフォーマスでしたが、
「アップルパイ作らなくて良いの?」
とツッコんだのは私だけでしょうか??笑
完成するか心配していたアップルパイですが、曲の終了直前、約1秒で完成しました(笑)
チーン。
ちなみに、この1曲目はディズニーが制作したミュージカル映画の挿入歌です。
青春の映画です。
ベッド衣装は、
1st…黒とピンクのツートンカラーのワンピース、手にはバスケット。
2nd…ピンクのアイドル風ドレス、手にはピンク色の猫のマスコット。
という違いがあり、2ndの衣装にはキャンディ、クッキー、ドーナツ、ロールケーキなど、美味しそうなスイーツがたくさん飾られていました。
花道を歩き、盆に着くと、猫の背中に付いてるファスナーを開きました。
中からホイップクリームを取り出し、自分の両胸にクリームを塗りました。
めっちゃエロい。
ラストは有名なバレンタインソング(ロックバージョン)にのせ、次々とポーズを切りました。
キュートな衣装やセクシーな演出、さらに2月の季節感も感じられ、贅沢な演出の3景でした。
4景が始まると、ステージにはテーブルとイスが2脚。
テーブルの奥には赤いハット&赤いロングコート衣装のせりなさんが立っています。
イスには黒いスーツ姿のれいかさんと、シルバーのスーツ姿のしおりーぬが座っており、トランプを使った賭け事をしています。
その両サイドにはスーツ&サングラス姿のダンサーズが2名ずつ立っていました。
まるでカイジのような世界観。
ざわ…
ざわ… ざわ…
ざわ… ざわ…ざわ…
途中、何やらイカサマがあったようで、抗争が勃発。
ミクスチャーロックに乗せ、バトルアクションの要素が含まれる群舞を披露しました。
すごいキレッキレ!
メンバー全員がピストルを構えると暗転。
何発もの銃声と同時に大量のスモークが噴出されました。
照明が点くと、せりなさんを除く全員が倒れていました。
壮絶な相討ち。
せりなさんが衣装チェンジしたあと、花道を前進。
衣装チェンジの際に見せる背筋が研ぎ澄まされており、惚れ惚れします。
エアリアルダンサーの筋肉、大好きです。
ベッド衣装は黒い革製のミニスカートワンピ&ロングブーツでした。
左脚にはホルスターが付いており、ピストルがホールドされていました。
ベッドショーではハードロック曲に乗せ、ポーズを切りました。
不適な笑みを浮かべながらロングヘアをかき上げる仕草がセクシーです。
ベッドショーの後は移動盆で後退しつつ、ハードロック曲に乗せてポーズを切りました。
この時の音楽がハードロック&パトカーのサイレンで、とても臨場感がありました。
最後に本舞台に戻ると衣装を脱ぎ捨て、ピストルを構えて閉幕しました。
本景のタイトルは【春のBANGまつり】ということですが、本家「ヤマザキ春のパン祭り」とは比にならないほどバイオレンスな内容でした。
これには松たか子もビックリです。
ハーフタイム
今回もVTRは次回公演の出演者紹介のみでした。
スクリーンには「換気中」の文字。
換気中も、そんなに寒くなくなりましたね。
スクリーンには様々な謝罪会見のVTRがモザイク付きで流れました。
実名を書くとまた問題がありそうなので、名前は伏せますが、
・お泊り坊主アイドル
・号泣議員
・大河ドラマを降ろされた女優
・大御所不倫俳優
・匂わせ不倫俳優
・不倫芸人
・パンツにドラッグを隠していた俳優
だと思われます。不倫率が高めです。
リリックがクレイジーなヒップホップ曲に乗せ、手を擦り合わせたり、土下座したりするチームダンスを踊りました。
ぜひみんなで参加したい場面です。
チームダンスの後は、神父に扮した美佳さんの進行で懺悔の時間が始まりました。
この時間ですが、1980年代のバラエティ番組「オレたちひょうきん族」のコーナー「ひょうきん懺悔室」を意識していると思います。
せりなさんと大見ちゃんはシスターに扮しているのですが、ハイレグ&ビキニという刺激的な衣装のシスターです。
浅草ロック座さん、この景、
ちょいと悪ふざけが過ぎませんか??(好きです)
ひとみたんは祭壇と共に移動盆で花道を前進。
衣装は黒いロングドレスです。
やはりひとみたんはゴシックファッションがよく似合います。
盆に到達すると、切ないバラード曲に乗せ、急に真剣なベッドショーを行いました。
緩急www
最後はアップテンポなポップソングでベッドショーを行いました。
ベッドショーの後は花道を駆け抜け、本舞台で「ゴメンネ」のポーズを決め閉幕しました。
こんなにカワイイ謝罪なら、何でも許せちゃいますね!
香盤表のプレリストを見たところ、曲名が謝罪の言葉ばかりだったので、見事な選曲です(笑)
ただ、ひとつだけ気がかりなことが。
こちらの景ですが、2018年秋公演「秘すれば花」2景の再演でした。
当時は【雪】というタイトルで、空さん(一期)と大見ちゃん(二期)が演じていました。
セットは無しで、薄暗い照明の中、クラッシックなピアノのメロディに乗せバレエダンスを披露しました。
衣装は白いウィッグと、透け感のある白いドレスです。
点いたり消えたりする照明はまるで、降っては消えていく雪のよう。
白い紙吹雪をすくい上げて散らす演出もありました。
舞台の上にはセットが何も無いのに、演技だけで一面が雪景色に見えてしまうのだから、れいかさんの表現力は凄いです。
花道を前進する際に花道や盆の床が光る演出も2年前と同じでした
花道と盆の床が光るのは、レアです!
ベッド曲は不思議な曲でした。
まるで胎内にいるような音です。
天井からの光はまるで、深海に差し込む太陽光のようで、幻想的な世界観でした。
ベッドショーのれいかさんは、温かみのある笑顔でポーズを切っていました。
冬の終わりと、春の訪れが感じられる景でした。
7景のセットは、下手側に巨大な樹木がそびえ立ち、天井からは8本のツタが垂れ下がっていました。
巨大な樹木のセットはとても迫力があります。
花冠とワンピース衣装の踊り子たちが8人登場。
ワンピースの色は、踊り子たちがピンクで、ダンサーズは黄色です。
続いてしおりーぬが登場、アジアンテイストな白いロングドレスです。
幻想的なコーラス曲にのせ、跳ねるステップが多めの群舞を行いました。
踊り子たちがツタを持ち、しおりーぬを囲んで回る場面がありました
とてもファンタジーな光景です。
まるで天国。
ベッド衣装は緑のロングドレスにシルバーのミュールでした。
しおりーぬが盆に到達すると、壮大なコーラス曲に乗せベッドショーを行いました。
実はこの時の曲もディズニー映画の曲です。
1stを観たときから7景はしおりーぬのイメージにピッタリだと思っていましたが、想像以上にハマっていて感服しました。
もほや、しおりーぬのために作られた景といっても過言ではありませぬ。
本当に綺麗です。
眩しすぎる美しさです。
眩しすぎて直視できません。
まさに、、、FLASH。
本景のタイトルは【Brigid(ブリギッド)】ですが、ブリギッドとは中央アジアに伝わる神話の女神だそうです↓
しおりーぬもこんな衣装だった気がする。
ブリギッドは詩の女神だそうなので、しおりーぬにピッタリのテーマですね。
(ちなみに1stも2ndもトリはシオリさん)
フィナーレ
フィナーレはフレンチカンカンでした。
私が初めて浅草ロック座で観た公演も、今回と同じ曲と衣装のフィナーレでした。(2017年3月 BRAVI! 1st)
ちなみに当時も大見ちゃん、せりなさん、美佳さんが出演されていました。
フレンチカンカンではお馴染みのカラフルなペチコート衣装で、スカートの裾を振りながらエネルギッシュなダンスを披露しました。
スカートをまくったり、開脚したりする動作は、ストリップにも通じるものがあります。
踊り子たちが声高らかに発声する場面がありました。
「カンカン」とはフランス語で「騒がしい」という意味があり、あの発声もフレンチカンカンの特長です。
大見ちゃんが一瞬、クレヨンしんちゃんのような声を出していました。
みおりんによるMCで閉幕しました。
この日のダンサーズは、
タエ、ミカ、レイ、アイ
でした。
2公演目の後に退席。
温かい春の息吹が感じられる公演でした。
ぜひ浅草ロック座でご覧くださいませ。
おわり。