去年の夏に公開された清水崇監督のホラー映画「ミンナのウタ」のDNAを受け継ぐスピンオフ映画『あのコはだぁれ』

ミンナのウタ」も観ていたのですが、そんな設定とも知らず、新作ホラーと思って鑑賞していて、半ばに見覚えのある家が出てきたあたりでようやく気づきました(笑)言われてみれば女子高生の転落事故、謎の女子高生“高谷さな”も同じ女優さんでしたし、彼女がピアノで弾いていたメロディはミンナのウタのままでしたね

その後も前作で探偵やっていた権田(マキタスポーツ)や、前作の主役・GENERATIONSのメンバーで霊感の強い中務裕太も出てきますし、呪い(?)の元凶だった高谷さながコレクションしていた「最期の声」を録音したカセットテープも後半の重要アイテムになっていて、続編に近い印象でした。

★★★60点

最期の声コレクター“高谷さな”はまだ明かされていない闇もありそうですし、キャラクターのインパクトも強いので、呪怨シリーズ、○○村シリーズとジャパニーズホラーを製作している・清水崇監督の新シリーズ化にされてもおかしくなさそうです

意外なスピンオフ展開には驚きましたが、ストーリーのテンポはちょっと悪くていったりきたりな感じや、言うほど“さや”を見たら死ぬみたいな理不尽さもないので、怖さはさほどでもないです。

ヒロインは元NMB48の渋谷凪咲。

この間観た「違国日記」にでていた早瀬憩も結構主要な役回りでしたね。

憩ちゃんはこれから延びそうです。