ヤングジャンプに18年に渡って連載中の原泰久原作の歴史マンガを実写映画化したシリーズ4作目、『キングダム 大将軍の帰還』が公開中。

中国での撮影もあるせいか製作費もかかる作品らしく、2作目から4作目まで一気に製作することで費用を抑えているようですね。俳優陣も、大沢たかおさんとかムキムキの体格を何年も撮影に会わせて維持するのは大変でしょうし、観る側も、続きものだと前の回を忘れがちなので一年おきの公開なのはありがたいですね。

予告では「シリーズ最終章」と歌われており、今回の4作目で一旦完結ということなんですかね。

原作は現在コミックスも72巻まででてますし、今回の映画が16巻あたりまでなのでまだまだ序盤ではありますが、王騎将軍と武神・龐煖との因縁の最終決戦の見せ場だけにいい区切りなのかもしれません。

前回は信が敵将を討ち取る武功を上げて活躍しましたが、その後に龐煖の奇襲を受けて飛信隊が半壊し、羌瘣とともに対峙するも圧倒的な強さの龐煖の前に撤退を余儀なくされ、最終章ですが主人公がほとんど目立った活躍もできないまま。。。王騎将軍の独壇場で、一騎打ちシーンはかなり圧巻でしたね。原作を忠実に再現されていて王騎ファンはかなりアツい終幕だったかと

★★★☆75点

個人的には信や羌瘣が強敵を打ち破るような金星的なバトルシーンの方が好きなんですよね

史実に基づいているので誰が死ぬかとかはある程度決まっているものの、こうもドラマチックに展開していくキングダムは歴史モノにあまり興味のない私でも熱くなれます。