先月前作PART1のリバイバル上映もあり、期待も高まっていたSF超大作の続編『DUNE 砂の惑星 PART2』がいよいよ公開。迷わず迫力のIMAX上映で鑑賞。
宇宙で最も価値のあるスパイス「メランジ」が採取できる砂の惑星アラキスの統治を任された主人公の父、アトレイデス公爵家が、宿敵ハルコンネル男爵家の襲撃に遭い、父は囚われ自害し、皇帝の援護を受けたハルコンネルの軍の攻撃を受けて一夜にしてアトレイデス家は壊滅、母と共に砂漠に逃れた主人公ポールが砂漠の民フレメンに協力を求め、アラキスを取り戻すために共に進み始めた前作から、PART2では、ポールを余所者扱いするフレメンにその戦士としての力を見せて信頼を得て、その予言通りの行動から古くから伝わる解放者・リサーン・アル=ガイブとして崇められていくのですが、最初は拒んでいたものの、砂虫から抽出した男が飲むと死ぬと言われる「命の水」を飲まされ、フレメンの娘チャニの涙と共にその毒を克服して覚醒して、過去と未来を見ることができるようになった辺りからその運命を受け入れて、フレメンを率いて皇帝に挑戦状を叩きつけ、アラキスを取り戻し皇帝の地位を奪うために全面戦争を仕掛けるという、後半もかなり詰め込まれた2時間46分の超大作。
宿敵ハルコンネルには新たな敵として脳筋アニキに代わって次期男爵候補と名高い次男・フェイド=ラウサが登場し、皇帝とその娘や、女性だけの怪しい教育機関・ベネ・ゲセリットの新キャラ・レディ・マーゴットとか、登場人物も増えていて、(特にベネ・ゲセリットは誰が誰だか。。。)長いし、ごちゃごちゃして分かりにくいし、ラストも強引に締め括った感も満載で、前作ほどの衝撃ではなかったかと。★★★☆75点
ポールは力や地位を取り戻しますがなんだか大事なものがどんどん失われている感じが半端ないです。チャニといい感じになると思ったのにあの結末って・・・
ポールのは覚醒って言うより闇落ちですね。。。
物語はまだまだ続きそうですが3作目もあるんですかね?
長かった割に印象に残ったのはポールが砂虫に乗るところ・・・
ポンポさんじゃないですが、2時間以上の集中を観客に求めるのは現代の娯楽として本当に優しくない!