プレイステーションの人気レーシングシミュレーションゲームシリーズのトッププレイヤーから本物のレーシングドライバーへ転身したヤン・マーデンポローの実話に基づく成り上がりドラマ映画『グランツーリスモ』

ゲーマーの若者がそのやり込んだゲームのドライブテクニックで実車でもプロドライバーを相手に勝ち上がって行くという、eスポーツの域を越えた夢のような話ですが、邦画でも以前『アライブフーン』という似たような傑作があったので、個人的には二番煎じな印象で観たのですが、アライブフーンの方はちょっとマイナーなドリフト選手権での優勝を目指すのに対し、こちらはNISSANのチームで最終的には耐久レースの最高峰とも言えるル・マン24時間レースの表彰台を目指す、かなりスケールの大きいお話で、映像もレースシーンも派手で迫力はありました。なんだかんだと単純に棚ぼたではなく、失敗や挫折も味わいながらも、積み重ねた努力と熱いバトルの末の結果には拍手贈りたくなりますね。こちらはIMAX で観てよかった(笑)★★★★80点

これと比べるとかけられてるお金も違うのでこじんまりした印象もありますが、個人的には「アライブフーン」は改めて良い映画だったなぁと思います