『ロッキー』シリーズのスピンオフ作品で、ロッキーの宿敵アポロの息子、アドニス・クリードを主人公にした『クリード』3作目、『クリード 過去の逆襲』

ロッキーの後継者としては世界チャンプになり、引退試合も王者を防衛したまま華やかにリングを去ったアドニスが元ロックスターの妻と娘と共に幸せに暮らしていたところに、少年期にある事件でアドニスを助けようとして捕まり、18年間刑務所に入っていた当時学生チャンプだった兄貴分のデイミアンが訪ねてきて、(アドニスが育ててきた)現チャンピオンと戦うチャンスがほしいといわれ、年齢的にも厳しいと思いつつもタイミングよくその機会が訪れたことで、過去の後ろめたさもあってか、チャンピオンの相手にデイミアンを選択するのですが、その筋書きにはとんでもない裏があって・・・

成功した弟分の影でドン底まで落ちてしまったデイミアンとそれを見て見ぬふりをして忘れようとしたチャンピオン。。。誰が悪いわけでも無いものの明暗が別れた二人の復讐と贖罪の結末はやはり拳のぶつけ合い。

前作同様に「努力」「友情」「勝利」のポイントは外さない、シリーズに引き継がれてきたスポ根モノの王道展開なので安心して観れますが、さすがにもうネタ切れですかね。。。★★★65点

いくらなんでもそんな刑務所に出てすぐの無名の選手とチャンピオン戦って、その結果も含めて無いでしょ(笑)

今回はスタローンも演者では出てなくてロッキー色は薄れている感じがしました。

あのおまけアニメは何なんでしょう??