スタローンの代表作『ロッキー』シリーズのスピンオフ2作目『クリード 炎の宿敵』

アカデミー賞も受賞した『ロッキー』からもう40年以上たってるんですね。
スタローンももう72歳。流石にリングには上がりませんがムキムキのボディは年齢を感じさせません。
今作も主人公はロッキーのかつてのライバル"アポロ・クリード"の息子アドニス。
対する今回の敵キャラはかつてロッキー4でアポロを試合で葬ったイワン・ドラゴの息子。
ロッキー4でイワン・ドラゴ役を演じたドルフ・ラングレンも引き続き同役で登場し、息子同士の因縁の対決に、スピンオフというよりは続編と言っていいストーリー。
前作ではチャンピオンに敗れたアドニスが、現チャンピオンを倒して王者となり、そこに挑戦者として現れたドラゴの息子に反則勝ちで防衛するもののこてんぱんにやられてやる気をなくすも、奮起して再戦し勝利する、「努力」「友情」「勝利」の王道展開。
お決まりとはいえ、クライマックスの絶体絶命のピンチからの形勢逆転、そしてロッキーのテーマときて、ここで熱くなれるか、で評価は分かれるところかと。
分かりやすい話ですが、ロッキーにすがった映画といわれれば否定はできません・・・
★★★☆70点
ただ一度の敗北からすべてを失い、今作も同様の結末となるドラゴの父子がなんか不憫です。