古美術商役の中井貴一と陶芸家役の佐々木蔵之介のコンビが幻の茶碗の贋作で一儲けを企むコメディドラマ映画『嘘八百』シリーズの三作目、『嘘八百 なにわ夢の陣』が公開。

前作から3年ぶりの第3弾ですが、さほどヒットしているイメージもないのになんかシリーズ化されてますね。。。題材の器は、一作目が利休、前作が古田織部、そして今回は秀吉の七品の一つ、光り輝く幻の茶碗「鳳凰」と、知名度高めの歴史上の人物にちなんだ、胡散臭さも抜群の一品。

前作はどんでん返しもあってまずまずでしたが、今回は展開も普通でそこまで盛り上がりもなく無難な内容で、正直なんでこの作品がシリーズ化されてるのかが謎な普通な一本★★★65点

おなじみの贋作チームは今回も地味に活躍しますが、なんかどんどんファンタジー色も強くなっている気が。。。続編は海外へみたいな流れになってましたが果たして実現するのか。。。

なんとなく細野不二彦のマンガ『ギャラリーフェイク』っぽいなぁとも思いますが、あちらと比べると内容はホント薄いです。。。