タイトル通り、24日は乳腺外科受診日でした。


今回はエコー検査と診察。


薄暗い検査室の中で、技師さんの動きに敏感になる。

同じところを繰り返し繰り返し慎重に診られると、

「なんかおかしいの?」

「表情が怖い…」

「早く終わって…」

「笑って…」

などと心の中で呟く…

と、言うか叫ぶ!


検査が終わってゼリーを拭き取っていると、

なんかね、術側の胸を見ながら泣けてきたよ。

手術から3年5ヶ月。

何の涙なんかなぁ~?

わかっているけど、

上手く言葉にできない。


検査が終わり、診察室に入り結果を聞く。


「特に問題はないので、薬を忘れずに飲んで下さい」

「次回は3ヶ月後。採血をします」って、事務的に言われる。


再発、転移について聞いてみる。


「不安なら、人間ドックや健診で調べて下さい」

「ここでは乳癌の再発、薬の副作用だけを診ています。腫瘍マーカーも参考程度にしているだけです」と、またまた事務的に説明される。


転勤された前の主治医なら、

「不安なら院内紹介で、カルテを回しますよ」と言ってくれたのに。


私は不安なんです!

怖いんです!

そこから救われたいんです!


どうも今の医師とは上手くコミュニケーションが取れない。

これを「相性が悪い」と言うのかな。


毎日どれだけの不安な気持ちで過ごしているか…

そして、そこから解放されたくて3ヶ月毎に病院に行き、検査を受け、逃げ出したい気持ちで結果を待ち、覚悟して聞いているのに。


私は、物欲もないし、贅沢な暮らしなど望んでいない。

夫と一日の出来事を話しながら食事が出来たら…


ただ穏やかに、静かに暮らしていたい。


四季を感じながら、

小さなことに喜び、笑い、感謝して暮らしたいのです。

小さくていいのです。

小さくて…

わがままですか?



深まる秋にちょっと感傷的になり、いろんなことを考えた一日でした。


19日は、3ヵ月ぶりの乳腺外科受診でした。

前回はエコーとマンモグラフィー。

今回は血液検査。

やっぱりね、緊張感が走る。


結果、

腫瘍マーカー含め問題なし。

ただ、2つの項目の数値が若干高いけれど、それは前日の食事の影響もあるので心配しなくてよいとのこと。


体重を増やさない。

適度な運動をする。

薬を忘れずに飲む。


再発、転移を不安がる私に、

これを守っていたら大丈夫ですよ…って言われたけれど、本当にそれで大丈夫なの?

そんなに怖がらなくてもいいの?

信じてもいいのね?

信じるからね…


心の中でそんなやりとりが一人で繰り広げられる。


全摘手術から3年2ヵ月。

術側の胸を、手で撫で下ろしても違和感なく、まるでずっとそうだったみたいに馴染んでいる。

時間の流れが、

気持ちも、感覚も悲壮感から遠ざけてくれた。

このままいけば、

きっと、

もっと今以上に自然になっていくんだろうな。

全てが…。


真っ青な空を見上げ、深呼吸をし病院を後にする。


思い浮かぶいろんな人に伝えたくて、

ありがとう…と、呟く。


今日も猛暑のようです。皆様、お気をつけてお過ごし下さい。

去年の今日は「手術から2年」

一昨年の今日は「手術から1年」というタイトルでブログを更新しています。


今日5月15日は手術から3年です。

3ヵ月ごとの検査も問題なく、毎日元気に過ごしております。

ホルモン療法の薬も、特に強い副作用もなく、毎日忘れることなく飲んでいます。


毎月一日には、氏神様と癌封じのお寺に感謝の思いを伝えさせていただくため、お参りしています。


3年前の、

癌かもしれない…

やっぱり癌なのか…

胸を失うのね…

死ぬかもしれないの?

転移や再発もあるの?

まだまだ生きれるよね…


生きたいよ…


いろんな思いが私を混乱させ、泣き、沈み、時間が止まり、そこからの這い上がり…。


私は生きているし、前も見れているし、感謝をしたり、反省をしたり、小さな喜びも大きく感じ、自分を大切に日々暮らしております。


元気です。


感謝です。


本当に有難いことです。


とにかく、いろんな人に

「ありがとう」と言いたい今日です。

5月15日…。



3ヵ月ぶりのブログ更新。

いろいろあった3ヵ月だけど、元気に過ごしております。


19日は乳腺外科受診日でした。

今回は超音波とマンモ検査。

超音波のグリグリは、その動きの繰り返しが気になって仕方ないし、マンモは痛いし、結果は気になるし…相変わらず検査には慣れない私です。


検査の後、主治医から結果を聞く。

今回から新しい先生。(女医さん)

「はじめまして」のご挨拶から。

第一印象…前の先生とタイプ真逆。

頼りなさそうな(影の薄~い)、普通の、ごくごく普通のおばさんって感じの人です。

大丈夫かなぁ~って、ちょっと不安。でも、この人に私の命を託さないといけないんだし、信じてついていくしかないか。

私との相性は良くないかもしれない予感(^_^;)


超音波、マンモ、どちらも結果問題なし。

90日分の薬をもらって帰る。

また、3ヶ月後ね…と、病院を見上げて呟く。


3年前の今頃は、5月15日の手術に向けて手術前検査を受けたり、不安でいっぱいの毎日を過ごしていました。

転移がなく手術が出来る喜びと、女性として胸を失う悲しみが入り混じった時間でした。


あれから3年が過ぎ、手術の傷痕は薄くなったけれど、そこに確かにあったものが無い…それだけははっきりと見て取れる。


時々、失くなった左胸を撫でてあげるんです。

失ってはしまったけれど、この体を愛しく思い、胸を張って生きていきたい。


あと2年ホルモン療法の薬を飲む予定。

薬を飲み終えた2年後、再発も転移もなく、私は喜びの万歳🙌をしてるはず。

きっと…

必ず…

間違いなく…


そうでありたい…

年が明けてずいぶん時間が過ぎてしまいましたが、今年も拙いブログですが、お付き合い宜しくお願いします。


今日は3ヵ月ぶりの乳腺外科受診日でした。


今回は血液検査のみ。

結果、2つの項目で標準値超えがあったけれど、特に治療を要するものではなく、様子見で良いとのこと。


次回(4月)は、エコー検査とマンモグラフィー。

また、エコーのカチカチの動きにビクビクして、マンモでは痛い思いをして、結果が出るまでの不安…。

今年もまた、この緊張感が始まるんやね。


そして、主治医からの

「4月から移動で、京都の病院に変わります」とのお話に驚き😱❕

何故か涙ポロポロ…。

乳癌の疑いから、いろんな検査を経て告知。

手術から術後の経過、そして今日までの日々を、主治医の「根治を目指しましょう」の言葉を信じてきた私。


診察室を出る時、「ありがとうございました」と、深々とお礼を言ってお別れをしてきました。



青い空、

白い雲、

オレンジ色の夕陽、

冷たい風、

澄んだ空気、

凛と輝く星、

神々しいような月…

それらを見ているだけで幸せを感じる。

この幸せを感じ続ける為、

私は前を向いていくだけ。

どんな時もね。

どんなことがあってもね。

主治医と約束した「根治を目指す」為に。


今年も頑張ります👊😆🎵


お餅とお節作りも終わり、明朝のお雑煮の下準備もできました。


あと数時間で新しい年を迎えます。


ここでお知り合いになれた方、

励みや力を下さった方、

ブログを通して繋がって下さっている方、

今年1年お付き合いありがとうございました。

どうか皆様良いお年をお迎え下さい。

2023年も宜しくお願いします🙇⤵️


前回から長い時間が過ぎました。

気分の浮き沈みが激しく、ブログ訪問は出来ても、なかなか自分のことを書き記すことが出来ない日々でした。


病気に向き合う為に、備忘録として残しておこうと思っているブログなので、今日までのことを簡単に綴っていきます。


前回の乳腺外科診察日は7月21日。この日のことは前回ブログに書いているので省略。


7月28日。

月1回の内科診察日。

胃は変わりなく、いつもの薬を処方される。

胸の動悸、脈が飛ぶことを医師に伝える。

ホルター心電図検査をするため、検査器を体に装着し帰宅。

(約24時間装着)


翌7月29日

ホルターを外す。

検査結果は次回内科診察日。


9月8日

内科診察日。

ホルター心電図の結果、確かに脈が飛んでいるが心配のない範囲内とのこと。

腰痛が酷いため、いつもの胃薬と安定剤、追加で鎮痛剤(ロキソニン)を処方される。


10月20日。

内科診察日。

最近胃の痛みと吐き気があることを伝え、安定剤を増やす(1日2回に)

私の胃の不調は、精神的なものが大きく影響している為。


胃の内視鏡検査の予約をする。

(10月28日)


10月26日。

肩関節の痛みからの拘縮の為、4月から理学療法士のリハビリを受けていたが、あとは自主訓練でOKとのことで、リハビリ終了。

膝関節、肩関節、腰痛と次から次へと痛みが発生。

確かな原因はわからず、ホルモン療法の薬の副作用も考えられると言われていた。

リハビリが終わりやれやれ。

あとは自分でトレーニングすること。


10月28日。

胃の内視鏡検査。

ポリープなど特に異常無し。

萎縮性胃炎とのこと。

これからも毎年検査を受けるようにとの指示。


11月2日。

乳腺外科診察日。

エコー検査。

結果は問題なし。

緊張が解れる。

この日は、医師の都合により主治医ではなく、初めましての医師の診察。

冷たく言い放つような女医。

私が最も苦手とするタイプ。

3ヵ月に1度の診察なので、普段感じている不安を払拭したいのに、そうはならず。

医師の独特の雰囲気に負けた😢


肩、膝、腰と、痛みがあるのはもしや骨転移なのかどうかを聞く。(最も不安だったこと)


医師「骨シンチ検査受けますか⁉️」


私「その方がいいのでしょうか…?」

必要かどうか迷っている私は、

医師に決めてほしい…。


医師「どうします⁉️」

医師「受けますか⁉️受けませんか⁉️」


詰問状態に思わず

「受けます」と返事。

12月26日に予約。


病院を出てから迷っている。

骨シンチ検査は、特殊な薬品を体に入れ、一定の放射線被爆を伴うので、必要に迫られていないのなら避けたいのが本音。

骨シンチ検査は、2年前の手術の直前に受けているので、こんなに短期間で転移の可能性があり、骨シンチ検査が必要なのだろうか?

そんなところを聞きたいのだけれど聞けない雰囲気。


予約はキャンセルするつもり。

来年の1月12日に乳腺外科主治医の診察があるので、その時に自分の気持ちを話し、主治医と相談の上、納得した上で決めたいと思う。


不安や疑問が伴う状態で検査や治療は受けたくない。

不安や疑問を払拭し、納得した上で進みたい。

わがままな患者でしょうか。



浮き沈みがありながらも、

「大丈夫!」

「私は大丈夫!」と、少しずつですが強い気持ちでいます。


免疫力アップの為に笑うことを心がけ、日課のウォーキングでは楽しいことを妄想しながら、季節の移り変わりを感じ、弾むように歩いています。

夏が過ぎ、秋から冬へと向かう今…

私は元気です。

今日は3ヶ月ごとの乳腺外科の受診日。


この病院に初めて来たのが2020年2月6日。

もう何度通っただろう。


今では

院内の何処に何科があるのか…

検査室はどこにあるのか…

受診の流れは…等々

全てに慣れ、知り尽くしてきた。


ただ…

病院に向かうまでの車中、

「検査の結果が悪かったらどうしよう」

「そんなことはない」

「再発、転移の疑いがあると言われたらどうしよう」

「大丈夫。そんなこと考えられないよ」

「薬も忘れず飲んでるし」

「ストレスは溜めないようにしてるし」

「運動も毎日してるし」

「だからねっ、大丈夫なの!」

「なんでこんなことになったん?」

「今さらそんなこと言わないの!」

「前を向くって決めたやん」


そんな問答を心の中で何度も繰り返し、不安と緊張が膨らんでいく。

遠くに病院が見えると、胸が張り裂けそうになり、涙がこみ上げてくる。


「何事もなく帰れますように」

「帰りは笑っていられますように」


どんなに強がっても、私はやっぱり弱い。

この緊張感に慣れることはない。


今日は血液検査。

血管が細い私は、なかなか1度でうまくいかない。

今日も2回刺された。


でも、この痛みは苦じゃないよ。

苦しいのは、

この血液が、どんな数値となって結果が出るのか…?

それをどんな言葉で医師から伝えられるのか…


採血から40分ほどで結果が出る。

呼び出し音が鳴る。

診察室に入る。

3ヶ月ぶりに会う医師。

瞬時に医師の表情を見る癖がついている。

それで何となく結果がわかる。


「特に心配するものはありません」

「腫瘍マーカーも問題ありませんが、100%大丈夫というわけではありません」

「気になることがあれば直ぐに受診してください」とのこと。


やれやれ…


無事通過…で・き・た!



次回の受診日にはエコー検査。


まだまだ、私の闘いは続く。



病院を出てすぐに空を見上げる。


「ありがとう」…と、呟く。


悲しくて、

恐ろしいことがおきました。


まさか、この奈良で…。


あれから数日が経ちましたが、まだまだ心がざわついています。

奈良県民として、何か言葉を発信しなければいけないような気がして…。



現場は、私もよく知る場所です。

私は、奈良市内在住ではありませんが、

現場すぐ近くにあるデパートにはよく買い物に行きます。

事件の6日前にも買い物に出掛けた時、前を通りました。

見慣れた場所が、忘れることのできない、忘れてはいけない特別な場所になってしまいました。


こんなことは絶対にあってはならないし、許してはいけないことです。


奈良県警が、警備の不備を認めました。

でも、

失った命はかえってはきません。

二度とこのような事がないように、願うばかりです。


連日、献花する人の行列が続いています。

いろんな考えや意見はあるとは思います。

が…偉大な人だったんだと思うし、多くの人の悲しみが、それを実感させます。


人一人の命があのような形で奪われるなんて…

悲しすぎます。


奈良県のイメージが悪くなったと耳にします。

残念ですが致し方ないと思います。


安倍元首相のご冥福を、心より心よりお祈り致します。


去年の今日、

「手術から1年」というタイトルでブログ記事を書いています。


そして今日…

手術から2年…


あの日のこと…。

もう遠い昔のような気もするけれど、それでもまだまだ5月15日を忘れることはない。


怖かったよ。

悲しかったよ。

辛かったよ。

逃げたかったよ。


心も体も痛かった日。


自分におきてる事の全てが夢でありますようにと願った日。


麻酔から目覚めると、夢ではなく、体が現実をしっかりと認識した。



術側の、腕を動かした時の突っ張り感。

胸から脇腹にかけて、感覚が薄くなってること。

人の目をあまり気にしなくなったこと。

薬の副作用も、体が上手く付き合ってくれてること。

2年が過ぎ、いろんなことに慣れてきた。


無駄に時間は過ぎてないね。


時々、先の事を考えると泣けてくることがある。

○○年後…私はどうしてるんだろう?って…。


このブログが、闘病日記になってませんように。



今日は、

私を支えて下さっている方にお礼を言う日。


心身ともに回復しております。

ありがとうございます。


術後2年記念日🌹