葬儀屋さんも人手不足⁉ | 一期一縁  人生で一度きりのご縁を大切に

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地域包括支援センター職員のつぶやき

こんばんは、訪問ナース真紀です。

 

寒波襲来で、冷え込んでますね。

関東方面のみなさん、

雪は大丈夫でしょうかはてなマーク

 

普段、降らない所で雪が降ると

交通障害が起きたり、転倒して

けがをする方などが出ますので

どうぞ、気をつけてくださいね。

 

 

私の妹は葬儀屋さんで働いています。

今年になってから、葬儀の件数が

ものすごく増えているそうです。

 

休みもほとんどとれず、

早朝から夜遅くまで仕事をしないと

回っていかないほどだそうです。

 

実はこれって、これから先、

大きな問題になってくることなのです。

 

2010年の日本での年間死亡者数は

約120万人でした。

それが年々増加し、

2030年には約160万人になると言われています。

 

これは団塊の世代が後期高齢者となるためです。

 

問題は亡くなる人が増える

ということだけではありません。

 

支える世代は減少していくのです。

少子高齢少産多死時代です。

20年の間に亡くなる人が40万人

増えるのです。

 

看護師や医師の人数も

おそらく減っていくでしょう。

必然的に病院が受け入れられる

患者さんの人数も限られてくるでしょう。

 

そして、葬儀屋さんもお坊さんだって

少なくなっていくかもしれません。

 

10年後、20年後には、

今は当たり前のことが

できなくなっていくかもしれませんね。

 

そんな未来を見越して

エンドオブライフ・ケア協会では

人材育成に力を入れています。

 

人生の最終段階を迎えた時、

病院で受け入れてもらえなくなるとしたら、

地域で看ていかなくてはならないでしょう。

 

でも、ほとんどの人が

人が亡くなる姿を見たことがありません。

人がどのようにして亡くなるのかを

知りません。

 

知らないこと=怖いこと

 

多くの人は「死」に対して

怖いというイメージを持っているかもしれません。

 

もしも「死」について知る機会があれば、

その怖さは軽減されるかもしれません。

 

私達はだれしも、いつか必ずその時を

迎えます。

いつか来るその日のこと、

少しずつ考えてみませんかはてなマーク

 

この春から、こんなことをお伝えしていきたいなあと

思っています。