あけましておめでとうございます | 一期一縁  人生で一度きりのご縁を大切に

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地域包括支援センター職員のつぶやき

門松みなさま、あけましておめでとうございます門松

 

いつも私のつぶやきのような記事を

読んでいただき、ありがとうございます。

みなさまからの応援が、私の支えになっています。

 

2019年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

 

新年早々、またおひとり、

私が担当させていただいていた方が

旅立たれました。

 

90代のおばあちゃんが天寿を全うされました。

年末、だんだんご飯が食べられなくなって

きていたので、心配していました。

 

それでも、前夜お薬をいつも通りに飲み、

トイレもお嫁さんに手伝ってもらいながらも

ポータブルトイレを使えていたそうです。

 

最後の最後まで、意識もしっかりし、

トイレにも降りていたという事です。

 

今朝、連絡を受け、

最後のご挨拶に伺ってきました。

 

先週お会いした時よりも

今日の方がいいお顔をされていました。

 

少し微笑んでいて、顔の色つやもよく、

本当に眠っているかのようなお顔でした。

 

お家が大好きだたおばあちゃん。

いつも介護してくれているお嫁さんに

感謝の気持ちを伝えていました。

 

そして、その気持ちに応えるように、

お嫁さんは最後まで、本当によく

介護をされていました。

お嫁さんのお顔は晴れ晴れとしていました。

 

「ここまできたら、最期まで家で看取ります」

そう覚悟を決めていらっしゃいました。

やり遂げた思いが、お顔に

現れていました。

 

きっと、ご家族みんなで最後の

年越しをしたかったのでしょう。

お子さんはもちろん、お孫さんや、ひ孫さん、

みんなのいつものにぎやかな声を

聴きながらご自宅で、最期の時を

過ごせたこと。

本当に良かったと思います。

 

病院はいやだ・・・

とおっしゃっていた方なので。

 

「また来年来ますね」

その挨拶が最後になってしまいました。

 

 

2019年も命と向き合い、

人生の終い方について

考えさせられる一年になることでしょう。

 

自分のお役目を果たすために

2019年さらにがんばりますので、

応援のほどよろしくお願いいたします。