第7章 韓国ドラマ映画
215.イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜❷
 
 
 
 
常々申し上げて居ますが、日々様々なドラマを視聴しており、時間が無いのでどのドラマレビュー記事を書いたモノか日夜非常に悩みます(笑)。

 

 

ちなみに2月27日現在、どのドラマとプログラムを視聴して居るか、リストアップして見ましたので参考まで。
 
<ドラマ以外のプログラム>
❶KBSニュース(朝晩2回各1時間)
❷韓国の街歩き
❸韓国の食卓
❹八道の食卓
❺芸能ライブ+
❻生々情報
❼ハングル・ナビ!
 
<ホームドラマ>
❶恋は盲目〜2度目の恋(1番の楽しみ)
❷黄金の仮面
❸3姉弟が勇敢に
 
<韓ドラ時代劇>
❶五月の青春
❷ポッサム〜愛と運命を盗んだ男
❸オクニョ〜運命の女
❹ソンドク宣徳女王
 
<韓ドラ現代劇>
❶昼と夜(長期休憩中:笑)
❷イルタ・スキャンダル
❸ペントハウスシーズン1(録画待機中)
❹ザ ・グローリー(3月10日以降)
 
<日本ドラマ>
❶TV小説 舞い上がれ
❷大河ドラマ どうする家康
❸夕暮れに、手を繋ぐ
❹好き好きワンワン
 
コレに昨日
❶財閥家の末息子
❷朝鮮精神科医ユ・セプン
のDVDが入手出来たので明日から視聴リストに加わる予定です(笑)。

 

 

どうですか?多すぎですか?
多すぎて消化不良な事は本人も重々承知なのですが、ブログ記事執筆と言う、言わば私の大事な「ライフワーク・プチ」と言える(お金を産まない)メインワークの為の重要な下ごしらえなので、辞めるワケには行かないのです。
特に時代劇は私の大事な『趣味』で有る『歴史の学習』に於ける、決して欠かす事の出来ない重要なアイテムで有り、そもそも史劇ドラマの視聴自体、歴史に触れる事の出来る、若い頃からの「1番の楽しみ事」なので何を置いても欠かせません。

 

 

しかしながら、今の生活で問題なのは、ドラマ視聴が忙し過ぎて肝心のドラマレビュー記事が中々書けないと言う皮肉な結果です(笑)。
コレはタマゴを産ませる為にニワトリを買い始めたのに、ニワトリの面倒見に忙し過ぎて肝心なニワトリのタマゴを産ませる事が出来ない様なモノで、ニワトリが先かタマゴが先かと言う、哲学的なジレンマの次元に辿り着く以前のレベル状態だと言えます(笑)。
 
と、私のどうでも良い悩みはさて置き、取り敢えずの解決方法はその中でも1番記事を書きやすいドラマからレビュー記事を書く事でしょう。
その意味では今回の『イルタ・スキャンダル』が1番近いのかも知れません。
 
↓ドラマレビュー記事❶はコチラ

 

しかし、このドラマにしてもようやく昨日13話まで追いつきましたが、ドラマ視聴に多忙な余り、その時々のドラマレビュー記事を執筆するタイミングを逃してしまいました。
 
ご存知の通り、他のドラマレビューのブロガーの方とは異なり、私は1話ないし2話毎に記事を書くのでは無く、全体で2回〜5回くらいにまとめて書きますので、書くタイミングが重要です。
中には、私も記事で述べて居る様に『袖先赤いクットン:赤い袖先』など、レビュー記事を書いて居るヒマも無い程に夢中になって視聴する羽目に陥るドラマも有りますし、バカバカしくてレビューを1回で辞めたくなるドラマも有ります。

 

 

しかしながら、現代劇は進展に斑(ムラ)が有り、私のレビュー記事も大抵以下の流れになります。
 
<題して韓ドラ セオリー>
❶興味が沸く初期:期待感レビュー
❷大いに楽しい前半:ポジティブレビュー
❸少し間延びしてクエッション(?はてな)マークが起こる後半:ネガティブレビュー
❹吉か凶かのラスト:全般の最終評価レビュー
 
この様に、韓ドラは一筋縄では行かない思わぬ落とし穴が待っているので、展開に合わせたネガティブレビュー記事が常です。
ドラマ『ウヨンウ』にしても後半、ハテナ?と疑問に思う展開が現れ、没入を妨害してくれました。
皆さんも1話から16話(大概)まで、同じテイストで、ラストまで一貫した印象を受けるドラマは極少数に過ぎないのでは?否、皆無に等しいのでは?と思いますが、さてどうでしょう。

 

 

少なくとも私はそう思う事が一再ならずで、このドラマ『イルタ・スキャンダル』にしても5話終了時点でレビュー記事❶を書きましたが、8話時点で1回(セオリー❷に相当)、今回の12〜13話時点で1回(セオリー❸に相当)、そして最後に1回(セオリー❹)と言う風に何回かに分けて書くべきだと感じました。
 
しかし多忙さから書くタイミングを逃してしまったのですが、と言って今さら遡って書く心境にもならず…

 

 

書きたかった(書くベきだった)論点を何点かまとめて見ますと
 
❶韓国の受験事情の現実とドラマ上の設定の違い(リアリティー)
❷コメディ(ラブコメ)と呼ぶには少々暗い前半のストーリーへの感想
❸スキャンダルが大きくなった時のオーバーな設定への疑問
❹韓国での匿名SNSの弊害と「正義」の暴走の恐ろしさ
などです。
 
しかし、13話の視聴が完了してしまった現時点ではそれらの点よりも、ドラマのテイストがサスペンスに完全に変化してしまった事や、大人のロマンスへの多少の違和感など…が私の脳裏を掴んで離しません(笑)。
ここには、ロマンスやラブコメを標榜したドラマでありながら、結局のところ『SKYキャッスル』の様な重苦しい作品になってしまって居る残念さも多少含まれます。

 

 

ラブコメが楽しい展開のみを意味するのでは決して無いとは思いますが、もう少し「ブラックコメディ」も含めた明るい展開に出来なかったのでしょうか?
主役2人が相思相愛になる以外、明るい話題が無いドラマの展開に食傷気味です。
 
この点については、そもそもナムWikiを覗いても、このドラマのジャンル自体が
 
❶ロマンチックコメディ
❷ヒューマン
❸ミステリー
❹学園(塾)、
❺フィクションドラマ
❻スリラー
 
と、6個ものジャンルが合成したドラマだと書かれて居るので、単純な展開が有り得ない事は重々承知しておりましたが、結局「犯人」中心の下世話な話題で残り3話を引っ張って行くのでは?と言う、ドラマ主題の「迷走」が1番気になります。

 

 

この様な「迷走」については、
❶竜頭蛇尾(りゅうとうだび)になりがちな韓ドラの特性、
❷1話あたり1時間20分と言う、日本ドラマの殆ど2話分が1話で、平均16話と1.5倍もの長さを週2回キッチリ放送するタイトさ、
❸飽きられない様に刺激を小出しにしようとする韓国ドラマの習性(マクチャン:どん詰まりドラマ傾向)
などが関係して居るのだろうと思われます。
コレは所謂(いわゆる)韓ドラの「클리셰:必殺パターン」となってしまって居るので、「ブルータスお前もか?」と呟くしか有りません。

 

 

次に主演2人のロマンスへの多少の違和感です。
前回も述べた様に、主演ヒロインチョン・ドヨンの実年齢50歳、チョン・ギョンホの実年齢39歳で10歳超の年齢差が有ります。
チョン・ドヨンがメイン主人公なので仕方がないのでしょうが、ドラマを観て居ても2人の年齢差が気になり、ロマンスの蓋然性を感じません。
もう少し年齢が近い俳優を配した方が良かったのでは?
ウチの家内も「2人の絡みを観ても全然胸がキュンキュンしない〜!」と文句しきりです。
これが例えばチョ・ヨジョンソン・ヘギョなど…美貌と若さの持ち主で有ればピッタリ来たのでしょうが…

 

 

決してチョン・ドヨンの演技云々では無いのですが、存在自体、初めてのロマンスを演じるには無理が有る気がします。
 
このドラマ、残念ながら私の中では『SKYキャッスル』2番煎じの受験のシリアス・怨恨・悲劇ドラマになり下がってしまったイメージが有りますが、ひとつ(だけ?)大きな収穫が有りました。
それはナム・ヘイを演じるノ・ユンソの存在です。
 

 

『私たちのブルース』で才気煥発(さいきかんぱつ)で有りながら、複雑な家庭の元、思わぬアクシデントの中懸命にもがく女子高生ヨンジュ役で堂々デビューした彼女は、本人自身名門「リファ梨花女子大学」で美術を専攻する才女ですが、芯の強い中でも時折見せる「不安定で危うい魅力」を当作でも遺憾無く発揮して居ます。

 

 

視聴者の多くは、少々口が多くトラブルメーカーのヒロインよりも、その傍で苦しむ彼女に寄り添ってドラマを追っているのでは無いでしょうか?
彼女が10話だったか、満を持して放った言葉がインパクト大です。
「これはスキャンダルでは無く、ロマンスです。」

 

 

この一言(真実の公表)で、それまで最悪に陥った状況がオセロの盤面の様にひっくり返る展開は少々出来過ぎでウソっぽく、オーバーに感じますが、充分説得力有る訴えでした。
今後の進展としては、彼女の運命〜命と恋と将来の問題がドラマを牽引して行くと思われますが、中年のバカップル2組(失礼)は本人達に任せて置いて(笑)、ナム・ヘイ(とソンジェ)の行方に集中したいと思います。

 

 

ちなみに、彼女の安全と先が気になる第14話の韓国での視聴率は全国14.296%、首都圏16.97%とドラマ最高視聴率を更新しました。
レビュー記事執筆の為、まだ見られずに居ますが、本日早速視聴する事にします。
次回は番組終了後、お会いしましょう。
 
今回も私の『클리셰クリシェ』で有る、「長文&駄文」のレビュー記事に懲りずにお付き合い頂き、誠にありがとうございました♪
では。
 
 

 

#韓国ドラマ #韓国時代劇ドラマ #韓国映画

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