第7章 韓国ドラマ映画 
139.韓国ドラマ 紳士とお嬢さん
 
 
 
 
今や私と妻の1番の楽しみ、KBSワールドで放送中のドラマ『紳士とお嬢さん』
本国と同じで週末2回しか放送しない為、1時間10分がとても短く感じられ毎回アッという間です。
 

 

本国では32話まで放送中で、時たま本国の放送を見てレビュー記事を書いてらっしゃるブロガーさんのレビュー記事が目に入るので、覗きたい誘惑に駆られますが、ジッとガマンです(笑)。
 
↓↓前回の記事はコチラ↓↓↓

 

 

私は観る前よりも観た後にレビュー記事を見たい派なので、基本観る前にカンニングはしません(笑)。
ましてやちょっとしたネタバレでも先に知ってしまうと、とても損した気分になるので楽しみは取って置きたいです。
それに韓国は20話以上先を行っているので知ってしまうと途中の話が意味なくなってしまいそうで尚更困ります。

 

 

最近韓国のニュースで、26話近くで男性主人公チ・ヒョヌ演じるイ・ヨングクが交通事故で記憶喪失になって彼を虎視眈々狙っているパク・ハナ演じるチョ室長に騙されて婚約発表に追い込まれると言う「トンデモ」な展開になると言う展開が有ると目にし、「ブルータスお前もか⁉︎」と叫びたい気分でしたが、ようやく記憶が戻ったとの事で少々安心しました。
ドラマなので記憶が戻るに決まって居るんですが(笑)。

 

 

現在9話まで進みましたが、簡単にあらすじを述べさせて頂きます。
 
家庭が崩壊して友人の家で職を探して居たパク・タンダンはツテで住み込みの家庭教師の職を得ますが、何とそこには別れた父親が住み込み運転手として勤務して居たと言うドラマの様な(笑)偶然が。

 

 

映画「パラサイト」のハッピー版とも言える状態になってしまいましたが、隠れて一緒に住んで居た義母の存在もバレて詐欺師扱いされたアッパ(父親)は解雇されてしまいます。

 

 

(中略)
 
悩んだ挙句、父との事情を主人のヨングクに打ち明けたタンダンでしたが、ヨングクの怒りを買い即日クビになってしまいました。
一方、子供たちはタンダンが急に辞めて自分たちから去って行った事が受け入れられず…

 

 

今回はセジョンくん(ソ・ウジンくん扮)にやられました。
涙腺が崩壊です。
恥ずかしながら、久しぶりに大粒の涙を流しました。
余りにも可哀想で、健気で。
演技とは思えぬリアルさでもらい泣きする事間違い無いです。

 

 

ソ・ジウンくんは現在6歳ですが、2歳の頃から多くのドラマに出演して来た芸歴の長い子役さんです。
聞けば可愛いらしい容貌から女の子役を演じる事も多かったとか。

 

 

昨年年末のKBS演技大賞で『青少年男子 演技賞』を見事受賞しました。
6歳とは思えぬシッカリとハキハキした、それで居て可愛さに溢れたスピーチで会場のみならずお茶の間の心を鷲掴みにしました。
観ていた私も、大学生のウチのツインズよりシッカリしているな〜と感心する事然りでした。

 

 

ドラマでは甘えん坊な姿が可愛いですが、主人公のタンダン先生を亡きオンマの様に慕う姿がイジらしくて、毎回毎回、正に涙がはち切れそうになるのを堪えるのに必死です。

 

 

「サウンド オブ ミュージック」の韓国版らしくお約束ですが、イ・セフィ演じるタンダン先生も若いながらもハート溢れる真心で、最初は反発した3人の子どもたちの心を掴んで行きます。
そのエピソードもイ・セフィの演技もとても自然で、思わずドラマに吸い込まれます。

 

 

3人の子ども達と心を通わせるエピソードも盛り沢山で、クビになったタンダン先生を慕いアッパに喰って掛かって行く姿がコレまた何と頼もしい事か。
 

 

視聴者は過程を知るだけに説得力溢れて、また涙です(笑)。
これだけ慕われたら先生として、イエ人間として本望ですね。
私もこれ位誰かに慕われたいです(笑)。

 

 

セジョンの発熱に流石のカタブツのヨングクも折れて、夜中車を走らせてタンダンを探し当てる所で第9話が終了しました。
 
私も最近では歳を取ったのか涙腺が弱いです。

 

 

NHKの朝ドラ「カムカムエブリバディー」で上白石萌音ちゃんが不憫で号泣し、昨日は民主化闘士イ・ハンリョルのオモニで『6月のオモニ』と慕われたぺ・ウンシム女士の逝去に涙し、と泣いてばかりです。

 

 

流石にウチの家内の前では泣けませんが、見えない所で大泣きです。(笑)
 
このドラマ「紳士とお嬢さん」、前回も述べましたが、現在本国韓国では視聴率30%超えで視聴率競争ブッチギリですが、最新話32話でなんと36.0%の最高視聴率を更新しました。

 

 

以前も述べましたが韓国でも視聴率は低落傾向ですが、その中での30%超えは尋常で有りません。
 
日本での「家政婦のミタさん」「半沢直樹」などの様に1大ムーブメントを形成して居る事間違いないでしょう。

 

 

その証拠に年末のKBS演技大賞は上記のジウンくんの受賞以外にもチ・ヒョヌの大賞受賞まで各賞を総ナメです。(全部で7冠)

 

 

このドラマを観る為だけでもKBSワールドに加入する価値が有ります。
近頃涙に飢えて居る方、私の様に泣き虫になる事間違い有りませんから是非今からでもご覧下さい。

 

 

今回ほど私の文章力の無さ、言葉のつたなさが恨めしい事は有りません。
10分の1程度しかドラマの良さを伝えきれませんが、そろそろここで筆を置きます。
お付き合い頂きありがとうございました♪