第7章 韓国ドラマ映画 
132.韓国ドラマ 紳士とお嬢さん❶신사와 아가씨 
 
 
 
 
 2月9日よりテレビ東京系列「韓流プレミア」で上記ドラマ『紳士とお嬢さん』の放送が開始されたので、リライトします。
 
最近、韓国のドラマや俳優に関する記事を書いて居るおかげで、韓国で現在放送進行中のドラマとその視聴率にとっても興味が湧いて居ます。
 
Netflixなどの同時配信サービスなどの影響で、韓国で放送中のドラマを視聴出来る環境も整って来たので、本国の評価も気になります。
今後日本で放送するであろう話題のドラマを見つける上でも参考になります。

 

 

ちなみに、先週の韓国視聴率を覗くと
 
1位   紳士とお嬢さん   33.0%
2位   国家代表ワイフ   15.0%
4位   袖先赤いクットン  13.0%
5位   愛のドーナツ    12.2%
8位   ヨンモ恋慕     10.7%
14位   太宗イ・バンウォン   9.0%
18位   2度目の旦那       8.3%
 
と、ベスト20中7番組もドラマが占めている事が分かります。
 

<原版コピーなので薄くて済みません>

 

この内、史劇ドラマは3作品、日本でも配信され人気を得た『ヨンモ恋慕』、2PMのジュノ復帰作で若き正祖リ・サンの切ない恋を描いた『袖先赤いクットン』、そして5年の沈黙を破って遂に復活したKBS大河ドラマ『太宗イバンウォン』がランクインしました。

 

<ドラマ 太宗イバンウォン>

 

上記2作品についても情報が入り次第、記事を書いて行きたいと思いますが、注目すべきは視聴率1位、2位のドラマです。
 
KBSで放送中のホームドラマですがとっても高視聴率で、1位のドラマに至ってはドラマ中盤にして30%超えの高視聴率です。
韓国でも日本同様、ケーブルテレビの解禁によりチャンネルの多様化が進み、ドラマ視聴率は下がり気味です。
10%近くをキープ出来れば御の字と言える状況でこの数字は特記すべき事です。
低視聴率傾向の中でのこの数字ですから驚異と言えます。

 

 

参考に、韓国ドラマは日本と違い、トレンディー系ドラマよりホームドラマが人気を博す傾向が有ります。
日本でも近くでは故橋田壽賀子さんの「渡鬼」シリーズが人気を博しておりましたし、「北の国から」シリーズや古くは水前寺清子さん主演の「ありがとう」まで、国民的なホームドラマが有りました。
 
しかし、1980年代末頃から「お茶の間」と言う言葉が死語になり、バブル期以降トレンディードラマが持て囃され、朝ドラと「渡鬼」の様な一部ドラマ以外、ホームドラマは死滅してしまいました。

 

 

しかし、韓国ではそもそもドラマの数が多いと言うだけで無く、ドラマ内容もホームドラマや史劇ドラマが強勢を占めて居ます。
今後、その理由について分析して行きたいと思いますが、日本のドラマトレンドとは明白な違いを見せて居る事は研究課題に値します。
 
その国や地域の社会や文化、そして何よりも言葉を知るには史劇ドラマより一般ドラマ、それもホームドラマが有効です。
様々な行動、言い回しや背景となるセットやロケ地まで、現在進行形のその国の社会が見られるからです。

 

 

丁度、12月よりこの2作品がKBSワールドで放送開始すると聞き、断然視聴して見る事にしました。
2作品とも確かに面白いです。
特に「紳士とお嬢さん」は視聴率No.1だけ有ってテンポが良く後を引きます。

 

 

まずは見どころとあらすじを。
 
日本初放送!チ・ヒョヌ&イ・セヒ主演。
自分の選んだ道を突き進んで幸せを探す「お嬢さん」と「紳士」が出会うドタバタ ラブコメ・ホームドラマ。
 
韓国で序盤から視聴率25.3%を獲得している話題作!

 

 

大手グループの会長ヨングク (チ・ヒョヌ)の家に家庭教師として出入りすることになったヒロイン ダンダン (イ・セヒ)をはじめ彼女の家族たちもヨングクの家に出入りすることになるという設定故に映画『パラサイト 半地下の家族』のハッピーバージョン?!と言われている韓国で話題のドラマ。
 
妻と死別した紳士 ヨングクと母を恋しがる子ども達の前に厳しい生活に負けずに明るく生きるお嬢さん ダンダンが現れ、衝突し合いながらも愛を育んでいく心温まるストーリー。
 
(引用 KBSワールド公式サイト)

 

 

完全にKBSワールドの回し者に成り下がっている今日この頃ですが、今や私はNetflixとKBSワールドのみで生きて行けます(笑)。
他のチャンネルは殆ど観ないと言っても過言では有りません。
それ位、KBSワールドにお世話になって居ます。
こうして本国で放送中のドラマをいち早く放送してくれるのはありがたいです。

 

 

KNTVや衛星劇場などに比べ料金が格安なので、私の様なシガナイ庶民でも気軽に加入出来、コスパが良いです(笑)。
 
お話はまさに映画『パラサイト』のハッピー版と言え、そこに往年の名作『サウンドオブミュージック』を掛け合わせたドラマだと言えそうです。

 

 

3人の小さな子どもの居る、妻を失った若い財閥の家に住み込み家庭教師として雇われた若い女の子が、本人や周囲と衝突を起こしながら心を掴んで行き、ハッピーになって行くドラマですが、上記の作品での既視感も有り、予定調和だと分かりつつも目の前に起こる事件からの展開に底知れぬ感動が巻き起こり、毎回涙目にさせられます(笑)。

 

 

本国では9月25日に放送開始され、当初から視聴率20%台を走りましたが、10話で30.4%を叩き出し、26話では34.5%を記録して居ます。
 
本国では主演2人のケミ(相性)が良いと評判だそうです。

確かにヒットドラマは主演2人が皆お似合いですね。

 

 

近年、日本で30%以上の視聴率を叩き出すのは「半沢直樹」シリーズなど社会的ブームを巻き起こす作品で有る事を考えると、私も分かりませんが、この作品もある種韓国でブームを巻き起こして居るのでしょうか?

 

 

ドラマを観て色んな事を思い起こさせます。
映画「パラサイト」の様な住宅難、就職難、住み込みで働くと言う社会格差、詐欺、騙し合い。
ドラマなので過張が多く含まれては居るでしょうが、様々な社会問題に、身につまされる思いです。
 
日本での放送はまだ4話が終わったばかりなので、本国でのニュースや他人のレビュー記事を極力読まない様にはして居ますが、途中韓国ドラマお決まりの「記憶喪失」が出て来たと言うニュースを目にしました。
今後の展開が気になります。

 

 

KBSワールド、今の韓国を知るのに良いチャンネルです。
悩まれてらっしゃる方は是非!
とKBSから広告宣伝費を貰いたい位ですが(笑)、本心で思います。
 
ドラマについて新展開が有ったらまた出没させて頂きます。
では。
 
 
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<参考文献>
닐센 코리아
나무위키

 

#韓国ドラマ #韓国時代劇ドラマ #韓国映画

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