★ストーリー★
大日本帝国陸軍内に極秘裏に設立された、スパイ養成学校“D機関”。「死ぬな。殺すな。とらわれるな」—軍隊組織を真っ向から否定する戒律を持つこの機関をたった一人で作り上げた結城中佐の正体を暴こうとする男が現れた。英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。だが“魔王”結城は、まるで 幽霊のように、一切足跡を残さない。ある日プライスは、ふとした発見から結城の意外な生い立ちを知ることとなる—(『追跡』)。ハワイ沖の豪華客船を舞台にしたシリーズ初の中篇「暗号名ケルベロス」を含む、全5篇。


まともに出てこないのに結城中佐の存在感たるや…まさに魔王。いつも背後に見え隠れしてる感じ(笑)

『追跡』は見事に騙されました…っていうか、あれは騙される(´д`)結局、結城中佐の謎は解けないまま。まぁ、あっさり解けても残念ですけどね!(笑)

そして、最後の内海さん。どうするんだろう、これから~。何となく「誤算」の島野さんと同一人物かなと思ったけど…。D機関のメンバーは、ミッションのたびに偽名を使うので、同一人物かもわからないからなぁ。勝手にこれは一緒かな?と想像するのも楽しいです。

シリーズはまだ続くのかなー、続編を楽しみにしてよう(・∀・)



27『パラダイス・ロスト』柳広司
角川書店

☆ストーリー☆
突然の閃光と業火ーーそれが路線バスを襲った。送電システムの異常により、電力が一つの変電所に集中、爆発的な放電が発生したのだ。死者一名。これは事故ではなかった。電力網をあやつる犯人は、ニューヨーク市への送電を予告なしに50%削減することを要求する。だがそれはNYに大停電を引き起こし、損害は膨大なものとなると予想された。
FBIと国土安全保障省の要請を受け、科学捜査の天才リンカーン・ライムと仲間たちが捜査に乗り出した。しかし敵は電気を駆使して罠をしかけ、容易に尻尾をつかませず、第二の殺戮の時刻が容赦なく迫る。
一方でライムはもう一つの大事件を抱えていたーー宿敵たる天才犯罪者ウォッチメイカーがメキシコで目撃された。カリフォルニア捜査局のキャサリン・ダンスとともに、ライムはメキシコ捜査局をサポートし、ウォッチメイカー逮捕作戦を進めていたのだ。
ニューヨークを人質にとる犯人を頭脳を駆使して追うリンカーン・ライム。だが彼は絶体絶命の危機が迫っていることを知らないーー。


ふおー、面白かった!最後の最後まで油断出来ないから、一気に読んじゃうんだよなー。今回もやっぱり驚かされました(・∀・)ヤラレタ!
読み終わる頃には、電気って怖い…というちょっとした恐怖心が植え付けられます(笑)捜査をするアメリアの緊張感が伝わってくるんですよねー。一緒に手に汗握ってます。

いつものメンバーとライムの関係だったり、活躍もうまく書かれているので、みんな顔馴染みになってる感覚があります( ´艸`)中でも警察官のプラスキーと、ライムの介護士のトムが好きなので、二人の今後も気になる。最後にライムの体に変化があったのもドキドキさせられました…続きが早くも気になる!アメリカでは続編も出ているみたいなので、翻訳されるのを楽しみにしております(・∀・)



26『バーニング・ワイヤー』ジェフリー・ディーヴァー
文藝春秋

★ストーリー★
元暴走族という過去を持つ消防隊員、生田は、周囲も認めるベテランの運転手。だが、二ヶ月前に異動してからは、慣れない救急車のハンドルも握らなければいけなくなり、今は勉強の日々。そんなある日、路上で倒れていた男を車内に収容したところ、突然、その男、悠木がナイフを手に仲間の救急隊員を人質にとる。同じ頃、警察とテレビ局に謎の男から犯行声明が入った。男は、悠木の家族を人質にしていること、悠木に爆弾を持たせていることを告げ、ゲームの開始を宣言する。生田は加熱するマスコミに追われながら、犯人が設定したタイムリミットを目指して救急車を走らせ続ける。


お、面白かった…!さすが日明さん、ハズレなし!救急車ジャック、手に汗握る展開、そして明らかになる真相…。色々と考えさせられました。

途中、大きな大学病院を通るとき、学生が危険を省みず道案内をしてくれる場面があるのですが、そこで何故かウルッときてしまいました…何でかなー。もう本の中にすっぽりはまって、感情移入しまくってたからかな(笑)

スピンオフ作品なので、過去の作品を読んでるとまた面白い。生田の兄貴はやっぱりかっこいいです(*´▽`*)お馴染みの面々もちらっと出てきたりして、それも嬉しい。

最近、警官シリーズの新刊も出ので、そちろも、早く読みたいです。



25『ロード&ゴー』日明恩
双葉文庫