☆ストーリー☆
新聖祭の砂糖菓子を作る、名誉ある仕事を引き受けた、銀砂糖師の少女アン。個性的な職人たちと、力を合わせて頑張ろう!と思ったけれど、巨大な砂糖菓子を作るには広い場所が必要。国教会に頼ってお城を格安で借りたものの、そこはなんと幽霊城!幽霊騒ぎに頭を痛める中、工房長の娘・ブリジットが、謎めいた美男子妖精を連れて帰ってきて!?新聖祭まであとわずか。波乱含みの砂糖菓子作りが始まる!待望の第五弾!!


ノアの話にめそめそ泣きながら読みました…15年間のノアを思うと…!ううう、ハーバード様!ノアに生きていて欲しいと願ったハーバード様の気持ち、命が消えそうになっていると知りながら待ち続けるノアの気持ち…。切なかった(ノД`)

あとグラディスはやっぱりな!って感じです。いや、彼の瞳は想像すると結構怖いよね…?オパールが苦手になりそうである…。



24『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束』三川みり
角川ビーンズ文庫

★ストーリー★
カイルロッドは今日も追われていた。もちろん宿敵ムルトが放った化物に……。
「どうしてこう次から次へと、化物が現れるんだ」
思わずカイルロッドの口からぼやきが洩れる。イルダーナフの鉄鎖術により、危機を脱したカイルロッドたち。だな、ムルトの追撃の手はゆるみはしなかった。
旅の途中で立ち寄った村に、再びムルトの下僕が襲いかかり、村は大きな被害を受けてしまった。気落ちするカイルロッドに、イルダーナフがまたもや難題を投げかけたーー。
ますます快調、〈卵王子〉シリーズ第4弾!カイルロッドよ、明日を恐れず突き進め!!


…イルダーナフが呆れたのもまぁ無理はない…。去りたくなる気持ちも分かる。でも、これでこそカイルロッドなんだよなぁ。読んでて呆れはするけど、何か憎めない。4巻まできて、既にカイルロッドに甘くなっている。そしてどこまでも苦難は続くのだった…。大丈夫かなぁ、かなりピンチだけど(笑)

そして、メディーナの再登場を望むー、いいキャラだった(*´▽`*)



23『〈卵王子〉カイルロッドの苦難④ 面影は幻の彼方』
冴木忍
富士見ファンタジア文庫

☆内容☆
大内氏や今川氏、あるいは信玄や謙信、秀吉といった戦国武将が詠み残した歌は、常に死を背負っていた彼らの切迫した生き方が反映されていて、伝統的な貴族歌人とはまた別な、独特の緊張感をはらんでいる。応仁の頃の将軍足利義政から、戦国時代奥州の覇者伊達政宗まで、戦国武将の歌40首、連歌7首、漢詩4編をとり上げ、文と武の融合という観点から分かりやすく解説した。


武将ってただ戦が出来ればいいってわけでもなかったんだよね!!先生とか呼んで、ちゃんと歌の勉強したり、政治の取引に使ったり。まさに文武両道…自作じゃない人もたくさんいたんだろうけど(笑)

私がおっと思ったのはこの二首。

散り残る紅葉は殊にいとほしき秋の名残はこればかりぞと
石田三成

藻塩焼きうきめかる身は浦風のとふばかりにや侘ぶと答へむ
宇喜多秀家

三成の歌は、解説にあった豊臣家を重ねているっていうのに納得。
宇喜多秀家はなんかもー、読んでて切ない。関ヶ原の敗者(しかも結構重要なポストにいた)で斬首にならず生き残った人だけど、八丈島に流されて50年くらい過ごして、そこで死んだという…それってすんごくむなしかったんじゃないかなぁ。歌にもそれが滲み出てますよね。

色んな時代の歌が揃ってて読み応えありました(・∀・)


22『コレクション日本歌人選014 戦国武将の歌』綿抜豊昭
笠間書院