★ストーリー★
(上巻)
ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。それは十七世紀にガリレオが創設した科学者たちの秘密結社“イルミナティ”の伝説の紋章だった。紋章は男の死体の胸に焼印として押されていたのだという。殺された男は、最近極秘のうちに大量反物質の生成に成功した科学者だった。反物質はすでに殺人者に盗まれ、密かにヴァチカンに持込まれていたーー。

(中巻)
折しもヴァチカンは新ローマ教皇選挙会の当日。だが、次期教皇候補四人が揃って失踪していた。そこへイルミナティを名乗る人物から電話がかかる。かつて科学者を迫害した教会への復讐のため、教皇候補を一時間に一人ずつ殺していくというのだ。殺人はどこで行われるのか。反物質の隠し場所は。その鍵が十七世紀に書かれた詩に隠されていることに気付いたラングドンは、知力と体力を尽くして、殺人ゲームに挑むがーー。

(下巻)
ラングドンの懸命な努力も虚しく、教皇候補者たちはイルミナティを名乗るテロリストの犠牲となりつつあった。反物質の行方も依然として不明。さらにテロリストの魔の手は、殺害された科学者の娘ヴィットリアにまで迫ろうとしていた。果たしてラングドンに勝機はあるのかーー。ついに明らかとなるイルミナティの真の目的と、その首謀者。宗教と科学の対立を壮大なスケールで描くタイムリミット・サスペンス、衝撃の結末!!


ラングドン先生は不死身ですか…物凄いタフだなぁ。宗教と科学の対立は読めばそういうこともあるんだなと思うけど、やっぱり身に染みて感じないのは日本人だからか…。結末としては、うーん…宗教ずるい、かな(なんて感想)



53、54、55『天使と悪魔』上中下 ダン・ブラウン
角川文庫

☆ストーリー☆
心臓を貫かれながらも一命を取り留めた錆丸だが、目覚めると月氏の幕営地からも遠く離れた草原の彼方にいた。スクープ目当てのマスコミに攫われたのだ。捜索にやって来た黒曜によって自由は取り戻すものの、期限内に金星特急に戻ることはかなわない。自身が樹に変わる瞬間を静かに待つ錆丸の運命は……!?一方、特急は定刻通り発車する。不本意ながらもアルベルトの護衛に雇われた砂鉄は、錆丸のいない車内でユースタスと殿下を守りつつ旅を続けることになるが……?


ふおお、ドキドキした…!とりあえず砂鉄は大丈夫かな?でも、錆丸はまだまだピンチだし、目が離せん。夏草さん好きだから、三月共々助かって欲しいなぁ。そして、この巻で一番怖かったのは月長石のユースタスご訪問…軽くホラーだよあれ…。



52『金星特急④』嬉野君
ウィングス文庫

★ストーリー★
北国の春は遅い。堅い花の蕾、芽吹いたばかりの草ーー。渡る風がやけに冷たく感じるのは気温のせいか、それとも去って行った男に対する淋しさからか……。「それにしても。いなくなって初めてその人の価値がわかるって言うけど本当だなぁ」
今まで頼りきりだったイルダーナフに愛想をつかされ、カイルロッドは今、自分の力で歩かねばならなかった。
だが、天はカイルロッドに感傷に浸る暇を与えない。フェルハーン大神殿の、あるいはムルトの刺客が、またしてもカイルロッドの身に迫る。その中で、彼は自分自身に関わる新たな謎に直面した。
風雲急を告げる、シリーズ第5弾!
カイルロッドよ、勇気を奮って立ち向かえ!!

出会いと別れを繰り返し…というのは割と定番だと思うけど、その頻度が!すごい!(笑)重要人物かと思いきやあっさり別れたりするし。そして、王子のトラブルメーカーぶりもますます凄くなり…いやもうほんと、幸せになって欲しい。



51『〈卵王子〉カイルロッドの苦難⑤ 野望は暗闇の奥で』冴木忍
富士見ファンタジア文庫