★ストーリー★
数年前、愛した女性ルイーズを殺害しようとして精神病院に収容されてしまったローラン。彼は、ルイーズがサリニー公爵と結婚するという噂を聞き、脱走を企てた。まんまと成功した彼は、整形手術で顔を変え、公爵の命を狙い始めた。夜な夜な快楽の都パリを徘徊する「狼人間」と化し、狂暴化してゆく。そして衆人環境の中で戦慄すべき殺人が!名探偵バンコランが颯爽と登場する、鬼才ジョン・ディクスン・カーの処女作。


初カー作品(・∀・)古い作品なのでちょっと読みにくかったですが、引き込まれる内容で面白かったです。最初の展開がまずすごいですよ、密室で首を斬られて…という。

が、この密室トリックが違う意味ですごかった(笑)絶対「えっっ」ってなりますよ…言われてみればそうだけどさぁ、という。盲点というのか、これは。あー、びっくりした。

カー作品は面白いのが多いと聞くので、色々読んでみようと思います( ´艸`)


128『夜歩く』ジョン・ディクスン・カー
早川書房

☆ストーリー☆
深い深い森の始まりの地で、9歳の少女トリシアの試合は開始された。家族で来たピクニックが、いつしか迷い込んだ巨大な森でのサバイバルゲームと化していたのだ。離婚した両親。母と喧嘩ばかりの兄。うんざりなはずの彼らがいまは無性に恋しい。迫り来る虫に蛇、絶壁に急流、食料不足。しかも彼女の背後には、人智を越えたなにかが迫る……。少女の絶望的な状況を圧倒的な筆力で描く感動作。


某所で名前をあげられてて、いつか読みたいなぁと思ってた作品。初キング。シャイニングはこの前挫折したので(笑)

やー、面白かった!手に汗握る展開で一気読みしてしまいました(>_<)トリシア応援隊ですよ、もう(笑)人智を超えた何か、はあまり怖くなかった…似た作品を読んでしまったからかなー。予想が当たってしまった。でも、こう…書き方がうまいですよね。演出が!

最後まで気が抜けないので、これはぜひ一気に読んで欲しいです!
そして改めて訳の大事さに気付けました。これも池田真紀子さんの訳です(・∀・)サスガ!


127『トム・ゴードンに恋した少女』スティーブン・キング
新潮文庫

★ストーリー★
その人の落とした『虚無への供物』が、英都大学推理小説研究会(EMC)入部のきっかけだったーー。大学に入学した一九八八年四月、アリスは、江神二郎との偶然の出会いからEMC入部する。江神、望月、織田とおなじみの面々が遭遇した奇妙な出来事の数々。望月の下宿でのノート盗難事件を描く「瑠璃荘事件」をはじめ、アリスと江神の大晦日の一夜を活写する「除夜を歩く」など、全九編収録。
昭和から平成への転換期を背景に、アリスの入学からマリアの入部までの一年を瑞々しく描いた、ファン必携のシリーズ初短編集。


珍しく新刊を読めました(笑)貴重な学生アリスの短編集!色んなところで書かれていた短編がようやく一冊に…まとめて読めて嬉しかった( ´艸`)

長編だと殺人事件とかになりますが、今回は日常の謎中心。また江神さんが素敵なんですよねー(*´▽`*)さらさらっと謎を解く姿が…火村先生とは違った魅力があります。大学時代に近くにいたら、絶対惚れる。

大きなことは起こらないけど、『除夜を歩く』が好きです。望月先輩の書いたミステリーも良かったし(笑)京都の大晦日の空気をちょっとだけ味わえた気がします(・∀・)

学生アリスも好きなので、また近いうちに読めたらなーと思います。いつになるか分からないけども(笑)


126『江神二郎の洞察』有栖川有栖
東京創元社