★ストーリー★
大歓声渦巻く競馬場の真っただ中で、カイルロッドは苦悩していた。
「どうして俺はここにいるんだろう?」
イルダーナフがこしらえた借金を返すため、カイルロッドは競馬に出ていた。しかも、レースに絶対勝たなければいけないのだ!こんな事をやっていて、はたして魔導士ムルトを斃せるのだろうか!?
そうこうしている間にも、ムルトの下僕が、そしてフェルハーン大神殿からの追っ手が、カイルロッドに迫るーー。
カイルロッドに降りかかる不幸は、今日も山積みであった……。
絶好調の〈卵王子〉シリーズ第3弾!カイルロッドはその瞳に何を映す!?


ストーリー紹介の軽さと、カイルロッドに毎回降りかかる苦難のギャップが凄いショック!と毎回思います(笑)今回なんて、不幸っていうか悲劇っていうか!辛い別れがありすぎるよ!

相変わらずイルダーナフもミランシャも何か秘密を抱えている匂いだけはさせてるし…うう、気になる。
少しずつでも前進してるのが救いですが、次は又どんなことが降りかかるのかドキドキです。読了後はいつもカイルロッドの幸せを祈ってしまう…そんなシリーズです(´・ω・`)


8『〈卵王子〉カイルロッドの苦難③ 愁いは花園の中に』冴木忍
富士見ファンタジア文庫

☆ストーリー☆
「数学の地位向上のため国民全員を人質とする」。天才数学者・高木源一郎が始めたテロ活動。彼の作った有名教育ソフトで学んだ日本人は予備催眠を受けており、命令次第で殺人の加害者にも被害者にもなりうるのだ。テロに対抗し警視庁が探し出したのは一人の女子中学生だった!新時代数学ミステリー!!


設定は無茶苦茶ですが(笑)数学の話はどれも読み応えがあって、面白いです(*´∀`)数学は嫌いですが、こうして小説に理論を組み込まれると出来る気分になるから不思議です…そんなのあり得ないのですが…。

数学を分かる人が読んでも、分からない人が読んでも楽しめる小説だと思います!出来るようになるとは限りませんが(笑)

シリーズになってるみたいなので、のんびり読んでいこうと思います(・∀・)


7『浜村渚の計算ノート』青柳碧人
講談社文庫

★ストーリー★
患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心揺さぶられる「傍聞き」。女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。まったく予想のつかない展開と、人間ドラマが見事に融合した4編。表題作で08年日本推理作家協会賞短編部門受賞!


どれも短編ながら読み応えのある作品ばかりでした。なるほどね、と思ったり、そうくるかと感じたり。読んでかなり時間が経ってしまったけど(笑)どの話も筋をちゃんと覚えてるので、どれも強烈なパワーを持ってたんだなと思います。

中でも印象深いのは「迷い箱」かなぁ。被害者の親が行った言葉は残酷だけど、言ってしまう気持ちも分かるし…それに対する受刑者の行動は切ないですね。

どれも短編で読みやすいので、ミステリーに慣れてない人でも楽しめます(・∀・)ぜひ。


6『傍聞き』長岡弘樹
双葉文庫