☆ストーリー☆
三顧の礼を受け、涙枯れ果てるまで泣き尽くす漢・劉備や、刀ひとふりで数十個の首を落とす殺人マシーン張飛、ひたすら義に殉ずる頑固一徹の関羽らとともに、曹操との 死闘が始まって—。ますます快調の酒見版「三国志」第弐部は孔明出廬後から長坂坡の戦いまでが描かれます。


劉備を見る目が変わりそうな2巻だった(笑)酒見さんの書き方がまた絶妙。何で皆、そんな劉備について行くの!!ただの変な人だよ!でも、こういう人っているよね。求心力があるというのか…カリスマ性?人心掌握術というのか。憎めないタイプっているよね。

そして、趙雲の赤い光線のくだりはかなり笑ったー( ´艸`)まともだと思っていたのに…趙雲…(あくまで関羽とかに比べたらだけど)あ、孔明は相変わらずでした(笑)

人がたくさん出てるけど混乱せずに読めるので、三国志初心者の方にオススメしたいシリーズです。


11『泣き虫弱虫諸葛孔明 第二部』酒見賢一
文藝春秋

★ストーリー★
王家が認めた砂糖菓子の作り手・銀砂糖師の称号を手に入れたアン。けれどその陰には、アンのために、ペイジ工房の娘・ブリジットに自らを売ったシャルの犠牲があった。シャルを取り戻すため、アンは工房へ乗り込むが、砂糖菓子職人の大派閥であるはずのペイジ工房は、なんと没落寸前。工房を立て直せたら、シャルを返すと言われたアンは!?個性的なペイジ工房の職人たちと、アンの新たな挑戦スタート!!待望の第四弾!!


ブリジットを憎む気になれないのは何でだろうなぁ。彼女も重いものをずっと抱えてきたからかな…シャルに対してただ「あの子と同じように接して」とだけ言うブリジットは、何だか切ないです。まぁ、「考えろ」と言うシャルの気持ちも分かるけどね。

しかし、再会したアンとシャルがまた(笑)アンがこっちを向かないってだけでイライラするシャルに悶えました…。シャルの気持ちが徐々に変わっていく過程がまたいいです。

さて、最後にブリジットの元に現れた謎の妖精。何か凄く怖いんですけど…次は何が起こるんだろう…。


10『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房』三川みり
角川ビーンズ文庫

☆ストーリー☆
幸福をもたらす砂糖菓子の作り手・銀砂糖師を目指して、美しすぎる妖精のシャルと旅をしている少女アン。銀砂糖師の称号をもらえるのは、年に一度の品評会だけ。今年こそは!と気合いを入れるアンだけど、材料の砂糖林檎は大凶作!!自分の分を確保するため、アンは砂糖菓子工房に下宿することに。大変な激務をこなしつつ、自分の作りたいモチーフを探すけど!?もう一度、夢が見たくなる物語と大評判!!待望の第三弾!!


アンが頑張っている姿は、読んでいてこっちもパワーを貰える気がします(*´▽`*)私だったらきっと挫けている…あの嫌み言われた辺りで…(弱い)

アンが、シャルが、ちらりとお互いを気にする場面にジタバタしたり( ´艸`)特にキースとアンが一緒にいる姿に、人と妖精の違いを考えるシャル…という場面にもだもだしました(笑)

今回はジョナスがちょっと可哀想だったなぁ。グーパンしたくなるような場面もたくさんたっけど、去っていく姿とか…これからどうなっちゃうんだろう。

そして衝撃のラスト!ここで終わるかー!となって、そのまま次の巻に突入でした(笑)


9『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と白の貴公子』三川みり
角川ビーンズ文庫