★内容★
中世以降、禅僧の遺偈に倣い、武将や文人たちが死に際しての感懐を伝統の和歌形式に託して述べるようになった。辞世の歌である。江戸期からこれに俳句の辞世が加わるが、本書は室町時代の太田道灌から現代の三島由紀夫までの約四十名の歴史的人物の辞世の歌を取り上げて解説。千利休や豊臣秀吉、石川五右衛門、近松門左衛門、式亭三馬や十辺舎一九、吉田松陰や乃木希典など、対象人物は多種多彩。その表現に即しながら、辞世の歌がもつ固有のパターンを読み解く。


母に「寂しい本を読んでるわね…」と言われた一冊(笑)いや、でも面白かった!やっぱり戦国~幕末にかけての歌のほうが印象に残りますね。

刑部の歌もあって思わずメモしました(・ω・)鬼気迫るものがあるというか…そのあとの死に様を考えると余計に迫力を感じます。

このシリーズ面白いから他のも借りてみようっと。


15『コレクション日本歌人選020 辞世の歌』松村雄二
笠間書院

☆内容☆

(上巻)
すべて物語は「昔むかしあるところに」にはじまる。世界の歴史も「昔むかし」あった物語である。さあ、それでは歴史をいまから語ることにしようーー。若き美術史家ゴンブリッチが、やさしく語りかける、躍動する物語としての世界史。

(下巻)
歴史の川というものを想像してみよう。わたしたちが知るのはただ、流れが限りのない先へ、未知の海へ向かって流れていることであるーー。二五歳のときに語りはじめた歴史の物語はいったん幕を下ろし、五〇年後のあとがきであらためて振り返る。


世界史は苦手ですが、ざっくりと読めて分かりやすかったです。勉強じゃない世界史って面白いんだなー(*´▽`*)
まぁ世界史というか、ほぼヨーロッパ史って感じでしたが(笑)それだけ動きが激しい地域ってことなんでしょうけど。

これを読んで思ったのは、島国って呑気だなぁということ(笑)そして、他国に侵略されずにここまできたって、奇跡に近いということ…。

世界史もまた改めて勉強したくなる一冊でした。


13、14『若い読者のための世界史(上)(下)』E・H・ゴンブリッチ
中公文庫

★ストーリー★
会津出陣中の徳川軍団から離れ上田に帰った真田昌幸・幸村は、ただちに城の守りを固める。家康は息子秀忠に中山道をゆく第二軍を率いさせ、真田信幸に先陣を命ずる。秀忠軍四万を上田城に迎えうった真田父子は、様々な謀略を使ってこれを釘づけとし、ついに関ヶ原の決戦に間に合わせなかった。真田父子が徳川軍の約半分を削いだにもかかわらず、結束のはかれぬ西軍は家康に敗れる。


この…綱渡りのような真田家存続の日々…。信之兄さんはさぞ胃が痛かっただろうよ!弁明しても疑われるに決まってるもんなぁ!

そして、忍びの戦い!凄かったー、手に汗握ったー!ずっと活躍していたあの人が亡くなってしまったり…あの謎が明らかになったり…。一瞬、家康本当に死んだかと思った(笑)

私は最近、西軍贔屓なので、刑部や三成の最後は涙なみだ…。山を放浪って(ノД`)くそー、小早川憎し!まぁ西軍が勝っても長くは続かなかっただろうけども。

さて、次は流された真田父子がどうなるか、ですね!早く読まなきゃ!


12『真田太平記(七)関ヶ原』池波正太郎
新潮文庫