☆ストーリー☆
映画製作は綺麗事では出来ない。莫大なカネがかかる。口を出したがるヤツも多い。スケジュールはしじゅう変更になるし、実力のある俳優にはクセがある。さらに、何者かの妨害も入れば、事件も起こる。監督は、気難し屋の完璧主義者で、しかも、半死半生の老いぼれだ。それでも、今、撮り上がりつつある作品が、物凄い傑作になることは、誰も、まったく疑っていなかった。頑固一徹な天才監督と軽薄で無能なプロデューサー。軽薄な二枚目スターとスキャンダルまみれのアイドル。デビュー作にして大ヒット作『さよならドビュッシー』の映画化を控える著者が、しがらみをモノともせずに、本気で映画業界のリアルに迫る、熱血モノ作りエンタテインメント。


映画を一本作るって、本当に色んなしがらみがあるんだなぁ…。興行収入とか出資者の意見とかを自分達の希望にどれだけ近付けるか。そういうことに神経すり減らしてたら、映画に集中出来なさそうだし(-_- )

と、ハラハラドキドキもあったのですが、どうも気持ちが入りきれず。何だろう、主人公があまり好きではなかったのか、その時のテンションか(笑)

映画が好きなら楽しめる一冊ではないかと!裏側覗いてる気分になれます(・ω・)



18『スタート!』中山七里
光文社

★ストーリー★
戦前、戦中、戦後にわたる三軒の遊郭で起きた三人の花魁が絡む不可解な連続身投げ事件。誰もいないはずの三階から聞こえる足音、窓から逆さまに部屋をのぞき込む何か……。大人気の刀城言耶シリーズ、最新書き下ろし長編!


このシリーズで一番読みやすかった…!そして初代緋桜が経験したことがほんともう辛くて、しかもそれは完全なフィクションじゃなくて、きっと本当にされていたことなんだと思うと(>_<)遊女の世界の悲しさ恐ろしさを初めて知った気がします。だからこそ、初代がああいう形で去ったことに安堵したのですが…。

ミステリーとしても怪奇小説としても読み応えがあって面白かったです。怖いところはきっちり怖かったし(笑)このシリーズはちょっと最初が読みにくかったりしますが、読み応えあるし、最後はちゃんとまとまってるので、ぜひ読んで頂きたいです(・ω・)


17『幽女の如き怨むもの』三津田信三
原書房

☆ストーリー☆
ロンドラで、探偵業を再開したエドワード。そこを訪れたのは、母校の名門パブリック・スクールの校長だった。彼はエドワードが、助手のトーヤと初めて出会った事件の依頼人。そして校長の依頼とは、学校に体験入学する、アングレ皇太子の護衛と再教育だった。早速、母校に乗り込むエドワードだけど!?アングレ女王も登場で、事件は大変な展開へ!!待つのは栄光か、それとも……!?貴族探偵エドワード、集大成の第14弾!!


ぎゅうぎゅうに今までのキャラクターが詰め込まれ登場(笑)大団円という感じで良かったです(*´▽`*)

個人的にはロジャー兄さんの出番が少なくて残念。いつか、不器用な恋が実るといいなぁ…当分先だろうけど( ´艸`)トーヤと皇太子の寮生活とかシーヴァの恋愛の進展とか…いつか読めるといいな。

シリーズ全巻ちゃんと読むって久々なので、何だか感慨深い!読みやすくて楽しいシリーズでしたー(・ω・)


16『貴族探偵エドワード 真朱の玉座に座るもの』椹野道流
角川ビーンズ文庫