昨日は、珍しくいろいろと準備した(笑)
STePSトーク in 瀬戸
でした。
先生も保護者も、そして生徒も、みんな幸せでありたいんだったら、みんなで話せばいいじゃん!
と思い、企画したトークイベント。
約100名の方にご参加いただきました!
ありがとうございました!当日の振り返りを・・・
STePSトーク in 瀬戸 スタート!
スタートは、ラジオでいつもお世話になっている林 ともみさんにお願いしました!
当日にお願いするという無茶ぶりを、引き受けていただきました。
そのおかげで気持ちよくスタートできました!
先生トーク!
公立の先生、私立の先生、シュタイナー教育の先生、そして、ツクルスクールの運営責任者の私。
まずはシュタイナー教育の先生から、その教育法を紹介。
うっすらとか知らなかったのですが、話を聴くうちに、シュタイナーのステキな視点をたくさん知ることができました。
特に「芸術としての授業」という視点はとても興味深かったです。
掛け算を「軽やか」と捉える感覚は、普段感受性を大切に!といっている私としてはすごくスッと入ると共に感動しました。
詳しくはこちら→http://aichi-steiner.org/
次に私からツクルスクールの紹介。
簡単に設立経緯を話をして、動画で普段の一日を紹介。
何を目指しているかを話しました。
詳しくはこちら→http://setotkrschool.jimdo.com/
その後、公立、国立、私立と3つの学校を経験された先生からのお話。
そして、公立小学校の先生からのお話。
公立、私立の小学校のスタイルは普段目にしたり、聞いたりするところではありますし、まさにほとんどの大人がそれを経験しているわけですが、ほかの2つの学校のカタチがあることで、普段は気づかない素敵なところを改めて感じることができました。
その後は、それぞれの先生が、お互いの教育についての疑問や考えを交換し合いました。
初めて触れるやり方や考え方。
教育者だからこそ気になるし、興味が魅かれることがたくさんありました。
そして、お互いが大切にしているところの深い部分での一致。
教育法の枠組みを越えて、相互尊敬の時間が流れていたように思います。
その後、それぞれの先生に、チラシにも掲載してあった問いを投げかけました。
「学校とはなにか?」
「なんで勉強するのか?」
「教育ってなに?」
「将来?」
「幸せとは?」
それぞれに答えはありませんが、それぞれの先生が感じていることをお話しいただきました。
ちなみに私の回答は、
「学校とは社会をつくることができる場所」
「勉強は、想像と創造のための素材集め」
「教育は、自分を教え、自分を育てる姿を見せること」
「将来は、それぞれの世代の人が自分たちでつくるもの」
「幸せとは、他者に対して思いやりを持って人生を生きられること」
もちろんこういったことは言い切れることではないのですが、あえてそれぞれ短くまとめてもらいました。
次に、参加者の方にメモ用紙に質問を書いてもらい、その用紙を箱に入れてもらいました。
そこからくじ引きで質問を選びました。
「自由とは何ですか」
という哲学的な質問から
「ありのままの子どもで十分と思う一方、目の前の成績が気になってしまう・・・」
というリアリティのある質問まで。
予想以上にたくさんの質問があり、ほんの少ししか答えることができませんでした。
もうちょっと時間をとってもよかったかな、と。
私個人として、時間を見ながら、それぞれの質問に対して、考えを書いてみようかなと思っています。
参加者トーク!
最後に、参加者同士でこの先生トークを観て、思ったこと、感じたこと、考えたことなどを4人くらいで一組になりそれぞれお話してもらいました。
基本的に批判はなし。あくまで自分の意見として伝えること。
そして、私のなかでは毎回恒例の、
「聴き方名人 あいうえお!」
普段は個別指導の塾であったり、完全子ども任せのフリースクールなので、こういう一斉スタイルはあまりやりませんが、嫌いではありません(笑)
そして、それぞれがトーク!
これがまた白熱でした!
最初は15分くらいかな~と思って時間を区切りましたが、昼食の時間になってもそのままトークが続く熱さ!
先生トークに刺激されたのか、みなさんとっても素敵な顔でお話をされていたように見えました。
私はふらふらしていたので実際はわかりませんが、かなり話をしてしまった人もいたはず。(私なら話してしまいそうなので(笑))
そして、そのままお昼へ・・・・
とりあえず今回はここまで。
この午前の部で私が感じたのは、
どれが優れているとか劣っているとかそういうことではなくて、それぞれに良さがあり、それぞれ子どもはちゃんと伸びる、ということ。
だから、子どもがフリースクールのような学校にいったとしても、大人は全く心配する必要はないと思う。
たまたまその子が輝ける場所がそこだっただけ。
そして、4人で話す中で、自分の価値観に捕らわれず、対等な関係で話をすることの大切さを肌で感じられたことがとてもよかった。
最後にツクルスクールの運営責任者として、「与えない教育」という視点をもったツクルスクールの存在意義を改めて確認できました。
次回は生徒トーク、保護者トークと続きます・・・