こんばんは。
「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。
最近ちょっとお話をさせていただくことが続きました。
そんな中でだいたい言われるのが、
「どうやって無料でフリースクールをやっているんですか?」
「まぁ塾をやっていて、そちらで生計を立てているのでね」
と答えますが、おそらく根本的に違うのは、
「無料でやるにはどうすればいいんだろう。」という思考のスタートなんですよね。
もうその前提は絶対に揺るがせたくないので、ただひたすらそのためにはどうすればいいかという思考をするわけです。
そうすると、無料でやるためのアイディアが出てくるわけで・・・
「学校やるにはお金がいるよね。」
という前提だと、どうしたらお金を集められるか、とか、どうしたら必要なお金をどれだけ抑えられるか、ということに思考を使うわけで。
でてくるアイディアはお金が必要なアイディアがでてくるわけで。
あと、今日も友人と車中で、
「内容を考えると有料でやってもいいんじゃない?」って聞かれました。
学校関係者ではなく、商売人と話すと、やはりそこは言われることが多いです。
「でも、それだと面白くないじゃん」と即答(笑)
「お金を集めて学校創るなんて、みんなやっているしさ。
それにやりたいのは、だれでも来られる学校なんだよね。
お金のあるなしに限らず、来たいと思ったらだれでも来られるようにしたい、というのがあってね。」
私もどちらかというと商売人なので、友人に言っているその感覚はとっても分かります。
でも、そのあたりは「学校」というものの特殊性なんだと思っていたりします。
「たまたま無料で貸してくれる人がいたらからですよ」
と言われたら、そりゃまぁそうだけど、としか言えませんが、でもやっぱり思考のスタート地点が「無料」ではなかったら、きっとこの話もなかったと思うんですよね。
ちょっとまとまりがありませんが、
どこから思考をスタートさせるのか?
ということはいろいろなことをやるにしても、ひとつの鍵になるような気がしています。
自主学校 瀬戸ツクルスクール→http://setotkrschool.jimdo.com/