「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。
アドラー心理学のなかに、
全体論
という捉え方があります。
岩井俊憲先生の「7日間で身につける!アドラー心理学ワークブック」によると、
「全体論
意識と無意識、理性と感情、心と体、と人間は要素に分割できない存在である。
部分を足しても全体にはならない」
となっています。
そうなんだよな~って。
どこの部分をとったって、自分なわけで。
それで、きっとその総決算が、今の自分の在り方なんだろうなって。
全力で今の行動を取っているんだよなって。
そう思うと、なんだか「みんながんばってるんだよ~」という受容感を持ったりします。
なかなか動けなくたって、
だらけてたって、
言い訳していたって、
文句いっていたって、
まぁそれが今のその人の全力の答えなんだよな~と思うと、なんだか
「まぁそうだよね~」
とちょっと肩の力が抜ける感じがします。
なかなか納得がいかない行動をする人がいたとしても、そんな風に思うと、ちょっと違った見方ができるかもな、と。
- 7日間で身につける! アドラー心理学ワークブック/宝島社
- ¥1,080
- Amazon.co.jp