甘やかされた子どもは、自分の課題を人にやらせる。 | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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こんばんは。

「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。

「勇気はいかに回復されるのか」

のつづき。

前回はこちら→http://ameblo.jp/ichi75/entry-12057093296.html

人生には必ず課題と直面するときがあり、それを克服するための勇気が必要。

その人生の課題とはなにか?というような内容でした。

今回は、「人生の課題からの逃避」

逃避ということがどういう状態なのか、どういう行動を取るのか、ということが書いてありました。

「甘やかされた子どもは、何か問題に直面するときはいつも、それが他者の努力によって彼(彼女)のために解かれることを要求する(人生の意味の心理学 下109ページ)

「自分自身では貢献しないで、他者の労働によって生きる(人生の意味の心理学 下109ページ)」

自分でできることは自分でやる!

常に親はこのことに気を付けないといけないと思います。

朝起こしたり、忘れ物を届けたり・・・

子どもには準備をできる力は有りますし、

「ごめんなさい。」と謝れるだけの力はあるわけですから、やらせればいいのだと思います。

そして、自分で体験して、そのなかで学んでいくわけです。


この場合の親の役目としてあえてあげるのであれば、

「どうしたらいいと思う?」

という投げかけや、

「自分だったらどうするか?」

ということを伝えたりするということでしょうか。

(もちろんこれは自分がそうだっただけで、子どもがそれで解決できるかどうかは別だということは伝えた方がよいとは思いますが)

あとは、

「非難」しないということ。

「ほら、いわんこっちゃない。

「そうなると思った・・・

というような罰を与えるようなことは言わない、ということ。

そんなこといったって、改善はされませんし、ただの嫌味に聞こえるので、人間関係も悪化してしまいます。

失敗は失敗としておいて、次はどうするのか?というところに目を向ける習慣をつくりたいところです。

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