本の紹介 その1 | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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昨年を振り返ろうかと思ったのですが、本を軽く紹介していきます。

喜多川泰シリーズで。

喜多川さんの本は何冊かあるのですが、最初に読んだのはどれだったかは定かではありません。2006年の5月終わりくらいかな・・・「賢者の書」か「君と会えたから」を同時に読んだような・・・

どちらにしても、こんな本も日本にあるんだなーと思ったような気がします。「Good Luck」とかそういった本が流行ったちょっとあとだったような。

とりあえず賢者の書ですが、この書は9つの教えをそれぞれの賢者から学んでいく少年の話です。
いくつかご紹介。

1・行動
2・可能性
3・自尊心と他尊心 などなどなど・・・・・

それぞれ興味深いものがありました。

このなかで一番心に残ったのは自尊心と他尊心でした。

「自らの人生を素晴らしいものにするためには、これ以上ないほど自尊心を高めなければならない。

 自分がかけがえのない存在であり、無限の可能性を持った唯一無二の存在であると絶えず自らに言い聞かせる必要がある。

 ところがこれには条件がある。自尊心と同じ高さにまで、他尊心も高めている必要がある、ということだ。

 世の中のすべての人間は、自分の知らないものまで含めて、ひとり一人が大いなる力を内に持つことを許された、無限の可能性を持つかけがえのない存在である。

 そのことを知り、すべての他人を尊重すること、これが他尊心である。

 自尊心と他尊心、この両者は同じ高さである限り、どこまで高めても害はない。

 それどころか、むしろ成功はどんどん近いものになる。

 真の成功を手に入れるのは、そのことをもっともよく理解している物である。」

 (賢者の書 喜多川泰 2005年 ディスカバリー出版)

いまこの文章を打ちながら、おーー 難しい・・・ と思ってしまいました。
すべての他人を尊重か・・・・ まぁとりあえずは近いところから。
どうすることが他人を尊重することになるのか。
とりあえず I'm OK. You are OK. かな。

この本、世界何カ国かで翻訳されてでています。
アマゾンで頼むと2週間~4週間待ちとなっています。