夏休みの宿題?
えぇ、ずっと気になってもやもやしながらお盆をやり過ごし、ギリギリに(そして適当に)仕上げていたわたしです
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俵万智の短歌「万智ちゃんがほしいと言われ 心だけついていきたい花いちもんめ」と、中島みゆきの【ひとり上手】の「心だけ連れてゆかないで」について、それぞれの心情を記せ
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との宿題をいただきまして。
というか宿題になっているのは生徒で、わたしは関連書籍を用意して展示するだけの予定だったのに。。。
「せっかくだから書いてください」とわたしも冬休みの宿題となりまして。
易く賜ったものの、考えれば考えるほど頭がこんがらがり、年末は一旦忘れて年が明けても気付かぬふりをして、だんだん切羽詰まって苦しくなりました(笑)
さすがに生徒の課題締切日の提出は大人としてどうかと思い、金曜日に頭をチンチンに沸騰させながらか書き上げて電子データで提出
変なテンションで書き上げた文章なので、提出した直後からもうひとに読まれるのが恥ずかしくなってきて、闇に葬って!!と思っております
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今日は仕事で(自分の選書ではなく必要にかられて)読んだ本です。
『家族だから愛したんじゃなく愛したのが家族だった』
岸田奈美さんによるエッセイです。
多様性の広がるいま、家族同士の恋愛があってもいいじゃないか!っていう切り込んだ内容かと、タイトルを見て思いましたが、全然ちがった
父親の死、ダウン症の弟、車椅子生活になってしまった母親。
若くしてたくさんのことを抱え、生きてきた彼女。
ひとりで抱え込もうとしていた彼女が周りを頼ることを知り、それをきっかけに彼女だけだなく家族の世界もとてつもなく大きく広がります。
文体は好みがあると思います(わたしは少々苦手。これならわたしの愛読するブロガーさん(そう、あなた!Hさん!!www)のブログを書籍化してくださいなと思います)が、読んでよかったと思いました。
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自分、文章力も語彙力もなく、みゆきと万智の恋模様を稚拙なことばで綴って頭抱えているくせに上から目線でよく言うよな
以前SNSをフォローしたり、著作を読んだことのある幡野広志さんも登場しました。
幡野さんは余命宣告を受けてるのに…いや、投稿や本を読めば、受けているからこそこんなにも明るく前向きに、なにもかも無駄にしないように日々楽しまれているのだなぁと感じたことがありました。
岸田さんの経験やそれを通して悟ったこと、繋がったひと、生まれでたことば…幡野さんのことばも含めて、大事にしたいなぁと思えることがたくさん見つかりました。
「死ななきゃなんとかなっちゃうよ(*´ー`*)」