『いつかの少年…』 -19ページ目

ナイーヴ。





僕がその言葉の意味を知ったのは18歳の時だった。
そして僕はナイーヴな人間だってことを教えられた。


しょうがねぇじゃねぇか、生まれ持った人間性なんだから。性格なんて簡単に変えられねぇんだよ。ナイーヴでなにが悪いんだよ。気使うからストレス溜まるってか。だったら俺はその気使われることがストレスなんだよ。同じことなんだよ。視野を広く持ちやがれ、このクソヤロー。


私は一人になりたい。大事な友達といるときは幸せだよ。でもそれ以外の時間は1人がいい。仕事は絶対1人じゃなきゃ嫌だ。なぜならナイーヴだから。心ない一言で傷つくから。よかれと思ってしたことが裏目に出てしまっただけで、一週間ヘコむから。しょっぺー人間だって思われるけど、こういう人間も世の中にはいるんです。


トラックに乗りたい。
どこまでも続く長い道を、たくさんきれいな景色を眺めながら、FMから流れる曲を聴いたりいろんなこと考えながら、多くの町を旅するんだ。サイコーじゃないか。運ちゃんになりたい。なにかと大変だけど、僕にとってはやりがいのある職業だと思う。


僕は仕事に誇りややりがいを持てなかったことがたくさんあった。疑問をもったら、そこで終わりだもん。正しくないと思ったらそれまでだ。そんなことやってられなかった。


だからこそ、そういうとこにこだわるんだろうな。待遇よりも。


早く乗りたいなぁ。




続・かおりちゃん。





ふつーな人と出会いたいです。ふつーの女の子。
ふつーっちゅうのは失礼ですね。でも僕が言うふつーは、決して平均的とかそこら辺にいるごくごく今どきの女の子を指しているわけではありません。
僕が言うふつーの女の子ってのは、ものすごい希少なのかも知れません。
たくさんいるんだったら、とっくに出会ってるでしょう。
世間でいうふつーは、僕にとっては悪い方のふつーです。


なにが言いたいのか自分でもよくわかんないけど、ようはちゃんとした人がふつーなんだと思います。かなり抽象的ですがそんな表現しかできません。
根っこではちゃんとした人間であって、感情豊かで、人の意見を理解し、尚且つ自分の考えを持っている人。素直な人。だけど頑固な人。これを理解されないと、僕の伝えたいことはきっと伝わらない。素直で頑固。簡単に言うとそんな感じです。


絶対ね、今の時代そういう人少ないと思うんだ。僕の知ってる女の子もそうだもん。話し聞いててもなんにも面白くないもん。人の話ばっかしてさ。テメェはどうしたいんだよって感じ。俺はお前と話してんだから、俺が自分の意見を言ったら、テメェもそれに答えてこいよって。なかなか会話ができなくて困ります。


はぁ。難しい。まず自分がちゃんとしてないから、自分からちゃんとしないといけないんだけど。


大変だ。




自己表現。





自己表現の難しさを痛感します。
周りとは違った意見を言うかもしれない。支離滅裂なことを言うかもしれない。反社会的な意見かもしれない。僕が言うことは。


それに対して周りは言う。
人それぞれにいろんな価値感があって、たくさん解釈の仕方があるんだから、と。


それ言われちゃお終いだもんなぁ。そんなんじゃ僕の伝えたいことが全然理解されないのと同じだ。
僕はバカだけど、そこまで頭は弱くないと自分では思っている。
そんなね、当たり前のこと俺だって重々承知の上で言ってるんだよ。理不尽なこと言われたりすんの一番嫌いだもん、俺。


それでも人とは違った視点のこと言ったりすることに意味を感じて欲しいんだから。
別に一個人としての俺の意見なんて言ったって、そんなん同じような意見だってたくさんあるだろうしさ、そもそも自分の考えを他人に理解してもらおうなんてハナッから期待してねぇんだよ。


俺はただ、大勢の人が正しいと思っている考えに少しでも疑問を感じて欲しいだけ。世間一般の価値感をぶち壊したいだけ。
みんながそうだから正しいんだぁとかさ、みんなやってっからよくわかんないけど自分もそうしようみたいなノリが大嫌いなだけ。情報が溢れ返る昨今、なにが正しくてなにが悪いのか見極めるのが難しいこの時代に、物事の本質を見抜くような目を持って欲しいわけ。自分も含めて。ようはみんな頭が柔らかくなってくれればいいなってことだ。何様だよって感じだけどね。


そういう人が周りに増えたらなぁって思います。