女性として、願う事 | 英語とエイサーとベリーダンスで世界の架け橋に★沖縄出身福井在住MIRIKAのいちゃりばちょ~で~ブログ★

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英語・エイサー&沖縄民謡・ベリーダンス&フォークロアを通して世界を繋ぐ架け橋になるべく熱い魂(マブイ)を持って活動。「一度会えば皆きょうだい」という意味の沖縄のことわざです。


ハイタ~イアップ
MIRIKAやいびーんラブラブ



私が、以前から、やりたいと思っている事があります。
それは、福井の女性を、応援する活動です。

実際に、そういうイベントに携わったりもしてきましたし、英語でも、エイサーでも、ダンスでも、女性のやりたいと思う気持ちを、とても大切に、お仕事させて頂いております。
例えば、レッスンに、子連れでも来れるようにしたりねニコニコ

応援する活動って言っても、今は、正直言って、そんなに時間がないのです汗
だから、今自分がやっている事を通して、自分と関わっている女性達やエイサーやダンスを見てくれている女性達を、応援していけたらなぁって思っています。



さて。
3、4年前に、私の英会話の生徒さんが、家庭と仕事の両立に悩んでいた時に、話題になったのですが。

福井県は、
キラキラ共働き率全国一位キラキラ
それは、働き者の県民性を示している様に思いますし、また、福井の子育て環境の良さも、影響していると思います。
保育園の待機児童数は全国で47位。つまり、待機児童が一番少ないのです!
(お陰で、私は息子をすぐに保育園に預けることが出来て、働く事ができました!)

ですが、皆さん、知っていましたか?

企業などで、管理職を占める女性の割合は、全国で最下位だそうです。(2009年7月中日新聞より)

共働き率一位なのに、皮肉な結果です。

福井の女性は、「家計の足しに働く」人が、とても多いのではないかと思います。(新聞記事にもそう書いてありました)

それ自体が悪い事な訳ではなく、私個人的には、専業主婦だろうと、パートだろうと、バリバリのキャリアウーマンだろうと、それぞれの家庭に合わせて、自由に決めればいいと思っています。

でも、私が問題だと思っているのは、「自由に決める」という選択肢が、福井の女性には、あまり、ないのではないか・・・と思うのです。

その英会話の生徒さんも、子育てや家事は、彼女の責任になっているので、仕事では残業が出来なくなってしまい、結果、もっと仕事を頑張りたい、もっとキャリアアップしたいと思っても、限界があるという事でした。

そういう女性は、多いのではないかと私は思います。




そして、沖縄を見てみようと思って、調べたのですが。

公務員のデータだけですが、公務員の女性管理職の割合が、全国平均よりずっと高いらしいです。
沖縄県の課長職以上の女性登用率は8.59%
全国平均が4.8%
なんと2倍近く高い
のです!
(公務員以外のデータでは、管理職の割合は高くないようですが、沖縄は、個人事業主の女性が、非常に多い気がします。データは見つからず)

あまり働き者ではない事で有名な沖縄県ですが、実は、沖縄県の女性は、実に働き者。
町でも、市場でも、笑顔で元気に働く女性達に、沢山出会います。
戦争を経験したオバー達も、まだまだ元気に働いていたりします!

「沖縄では、男性がしっかりしていないから、女性がしっかりしているんだ」
という説もあるのですが・・・(苦)




さて、実は、離婚率の高い国は、女性の社会進出が進んでいる国だと、よく言われます。

言い換えれば、離婚率の低い国は、経済的に自立できなくて離婚したくてもできない人が多いか、もしくは、宗教的な理由で離婚する自由がない場合が多いのです。

日本の中で見てみましょう。

離婚率が全国でダントツ一位なのは、沖縄県(苦)

でも、言い換えれば、別に別れても困らないから別れられる訳です。

そして、福井県の離婚率は、全国で47位。
夫婦仲が良くて、生涯連れ添う人が多いのは、それは、とても素敵な事だと思います。
私の憧れですキラキラ
でも、離婚率の高さが、女性の社会進出の度合いを表しているとすれば、女性の社会進出は、遅れているという風にも、考えられてしまいます。



私は、沖縄が良くて、福井がダメだと思っている訳ではありません。

沖縄は、産業が発達しておらず、失業率が全国で一番高く、賃金も一番低い。
そんな場所です。

よく、沖縄に移住したいと言う人がいますが、
「仕事がないから、手に職つけてから行った方がいいよ!」
「ある程度貯金してから行った方がいいよ!」
というアドバイスをします。

待機児童数だって、全国1位。
働きたくても、保育園にはなかなか入れられず、無認可保育園に預けざるを得ない現状があります。

しかし、個人事業主が多いのは、そういう理由もあるんだろうな、と思います。
私も、沖縄で、自宅でエステサロンをしているとか、自宅でお習字教室をしているとか、小さなお店を開いちゃうとか、そういう人が、周りに沢山いました。


また、沖縄の企業は、子育てには、非常に理解があると思います。
私も、母が勤めていた頃、母の会社で、母が仕事が終わるまで、遊んでいたりしました!



また、実は、沖縄の女性は働き者だと書きましたが、意外にも、沖縄は、専業主婦も少なくないのです。
というか、共働き率は、全国平均以下。
恐らく、それは、待機児童数の多さも関係あるのですが、それだけではなく、家庭に入るという選択肢もある、という意味でもあります。



私は、女性が一人でも生きていける社会、または、自分の生き方を選べる社会って、私は、好きだなぁと思うのです。

そして、福井も、そうであって欲しい。

女性だって、もっとバリバリ働きたいよね!家計の足しなんかじゃなく、バリバリ働いて、目標を叶えたいよね!

本当は家庭に入りたい人もいるよね!

我慢したくないよね!



もちろん、沖縄には沖縄の、解決すべき問題が、沢山あります。
むしろ、問題の数だけなら、沖縄の方が、圧倒的に多いはず。

でも、今は、福井で、私だからこそ発信できる事を、私だからこそできる事をしたいなぁって、思っています。