3月11日~命どぅ宝~ | 英語とエイサーとベリーダンスで世界の架け橋に★沖縄出身福井在住MIRIKAのいちゃりばちょ~で~ブログ★

英語とエイサーとベリーダンスで世界の架け橋に★沖縄出身福井在住MIRIKAのいちゃりばちょ~で~ブログ★

英語・エイサー&沖縄民謡・ベリーダンス&フォークロアを通して世界を繋ぐ架け橋になるべく熱い魂(マブイ)を持って活動。「一度会えば皆きょうだい」という意味の沖縄のことわざです。


あの大震災から一年ですね。



私は被害のあった全県に友人がいて、その中にはいちゃりばちょ~で~の元メンバーも2人いて・・・。
無事を確認出来るまで、ただただネットに張り付いて、携帯を側において(普段は携帯は気が向いた時しか触らないのに)、ずっと泣いていました。何日間も泣いていました。

無事全員の生存が確認でき、亡くなった友達は一人もいませんでしたが、家を失った人や家族や恋人を失った人もいました。

放射能から逃れて沖縄に移住した友人もいます。



そんな泣きっぱなしだった私に元気をくれたのは、実は、イベントでした。

ダンサーFlyさん呼びかけで開催した「Doing What We Can Do」。
震災直後、3月20日に、福井県内外から沢山のダンサーやミュージシャンなどが集まり、福井駅西口で、ダンス、音楽などのパフォーマンスをしました。

沢山の人の祈りを、心を感じたイベントでした。

どういうイベントだったかというと、投げ銭形式で、「パフォーマンスを見て、心を動かされた人は募金をお願いしま す」というスタイルでした。私達が踊っている時に、500円、1000円と募金して下さるお客さんが何人もおり、募金をする小学生、中学生、高校生もいました。投げ銭形式だったので、素通りする事も出来る訳で、そんな中、沢山オ方が募金して下さり、踊りながら涙が流れました。

その時のお客様だけでなく、出演者の方々にも、沢山の元気をもらいました。
民族楽器の明き宇さんとヒューマンビートボクサーのケイタさん、ARTLESSの演奏は、魂が震えました。
ダンサーの皆様の力強さに、勇気が出ました。
そして、私のフラの師匠である前田知子先生率いる「Tiare Heipua」。
こんな寒い時期で、しかも雨も降っていましたが、「いつも通りの格好で踊りましょう」と、お腹を出した衣装に、パレオに裸足で踊り、祈りを感じました。

みんなの心が聞こえてくる、見えてくる、そんなイベントでした。

Flyさん、そんなイベントを企画してくださって、ありがとうございました!



そのイベントのお陰で、私は元気が出て・・・

その後は、沢山のチャリティー活動に携わりました。

南風では何度もチャリティーライブをし、また、県人会と協力して、東北の物産の販売(収益は寄付)、救援物資を集める活動もしました。

稲美が、「ベルベール」さんでチャリティーライブをしました。

鯖江市古町商店街で開催した「沖縄フェスタ~ゆいまーる日本~」でも、募金箱を設置&チャリティー販売をしました。
レゲエDJのSing J Royさん、JUSTY WIDEさん、ギタリストのMacaqueさん、フラ&タヒチアンのTiare Heipuaさん、ベリーダンサーTomoyoさん、民族楽器の明き宇さん、ヒューマンビートボクサーのケイタさん、ダンス&民族楽器のARTLESSさんが、私達の沖縄民謡やエイサーとコラボして下さり、また、鯖江出身のフルート奏者Kanaさんも、この日のために福井に戻ってきて演奏して下さいました。そして、ライブアートは、EkusiadさんとDappoさんでした。
鯖江市長、商店街の皆様、商工会議所の皆様、ボランティアスタッフ、出店者の皆様、音響の協力をしてくださったDJ EQさんなど、沢山の方の協力があり、すごい人が集まりました。

三國湊座では、ギタリストの小山さんの呼びかけで「つなごう いのちのバトンリレー」というチャリティーイベントをし、そこでもエイサーをさせて頂きました。

リライムでは、ベリーダンサーのEmmaさん、福井ドラムサークルさん、フラのオハナ・ハウオリさんなどが出演し、「夢かな」さん主催で、「一夜限りのチャリティーパフォーマンス~星空の下で夢を語ろう~」(って感じの名前でしたよね?うろ覚えであせる)をしました。

田原町商店街の秋祭りでも、チャリティー販売をしていましたね!
控え室で使わせてもらった「たわら屋」さんは、支援物資を集める活動や、福井に非難してきた方々の支援もずっと行っているそうです!

チャリティーイベントという名目でなくても、募金箱を置いてあるイベントはとても多かったですねー!



この様なチャリティーイベントを企画、主催、運営して下さった皆様。
演奏や演舞をして下さった皆様。
そして、来て下さった皆様。

本当にありがとうございました!!!!!


そして、チャリティー目的じゃなくても、日本の経済をどんどんまわして被害に遭った地域をサポートしていかないといけないので、今後も、沢山のイベントでエイサーを踊り、街に、人に元気を与えられる様に、精一杯やっていこうと思います音譜



エイサーは、元々はご先祖様の霊を楽しくお迎えし、楽しくお見送りする宗教的な踊りです。

ま た、エイサーには、沖縄の若者の魂と誇りが詰まっています。エイサーがあれだけ派手なスタイルになったのは戦後。元々の衣装は白黒でしたし、太鼓もパーラ ンクー(小太鼓)のみでしたが、戦後沖縄を盛り上げるためにエイサー大会が始まり、それから、若者を中心に、どんどん派手になっていったのです。戦争で多 くの命を失い、それでも前へ前へと進んでいった、沖縄の人達の力のこもった踊りです。



今日は、残念ながら地震のあった時刻は仕事中でしたが、仕事の前と、終わってから、黙祷させて頂きました。



「命どぅ宝」
命こそが宝物。
このブログではしつこい位この言葉が出てきていますが、私がとても大切にしている沖縄の言葉です。

今生きている事は、とても素晴らしい事。
だから、命を大切にし、守り、育んでいく、そんな社会の一部として、精一杯生きていこうと思いますクローバー
そして、人を、街を、どんどん元気にしていく、そんなお手伝いを、これからも精一杯やらせて頂こうと思いますクローバー