早朝から雨音で目が覚めました(窓を開けてた…)。
そろそろ梅雨入りでしょうか・・・
今日は正午より「ベルサイユのばら50」東京千秋楽のLive配信があり、5分前からテレビの前でスタンバイしていました
今日は初演メンバー様が勢ぞろい。初演はまだ生まれていないのでビデオとかで見ました
初代マリー・アントワネットであられる初風諄様(かんちゃん)が「青きドナウの岸辺」を歌われると涙腺崩壊
(5年前の「ベルばら45」を大阪で観たときも号泣したわ…)
80overで、おそらくお1人で歩くことも困難な状況だと思いますが、舞台では凛と立っていらして、深紅のドレスが素敵でした。
歌声はそれはそれは美しかった
キーが高く美しいソプラノの声が今も出ることに驚きでした。
トークの時に隣にいらしたフェルゼンの鳳蘭様(ツレちゃん)をひざまずかせて、穏やかに微笑まれる姿はそのままベルばらのワンシーンを見ているようでした。
フィナーレでもかんちゃんがエトワールをされました。プロローグで歌われたときよりも、声が良く出ていて初代アントワネットとしてのプライドを感じました。
年齢的にも生きているかんちゃんを拝見できるのは、もう最後かもしれない、この歌声も最後かもしれないと思ったら涙が止まりませんでした。
舞台ではダイジェスト版で「ベルサイユのばら」が上演され、マリー・アントワネットを演じられたOGさん(星奈優里ちゃん)がマリー・アントワネットの扮装で舞台に立たれていましたが、扮装をしていないカンちゃんの方が数百倍も「マリー・アントワネット」でした。
90年代の「第2ベルばら世代」のトップさんがたくさんいらしたのに(どちらかといえばこちらの方のファンだった)、かんちゃんに全部心を持って行かれました
カーテンコールでかんちゃんが劇中1幕ラストで言う王妃様のセリフ
「すべての責任は私が取ります。
マリー・アントワネットはフランスの
女王なのですから」
このセリフはそれまで贅沢三昧をしつくしていたマリー・アントワネットがブルボン王家を守り、フランスを守り、フランス王妃としての立場に目覚めて、ベルサイユ宮殿を襲ってきた平民たちの前で大見えを切るシーンです。
(マンガのベルばらとはちょっと違うけどね)
大見えを切る姿とセリフを聞いて、最大級に泣きました。
いつまでも王妃様はかんちゃんです
「王妃様、王妃様はいつまでも私の中に住んでいます。
あのベルサイユに咲く紅バラのように!」
(断頭台へ上がっているアントワネットに向けてフェルゼンの言うセリフね)
おそらく最後になるであろう、かんちゃんアントワネット様がみられて幸せでした