今回は僕が社長に成った訳 恩師A先生 後編を一回お休みして
僕が今まで出会った中で友人で出会った天才について書いてみたいと思う
現在フジテレビの月9でガリレオという福山雅治演じる天才物理学者が
数々の何事件を解決するというエピソードのドラマがオンエアーされている
僕の知り合ったD君もどこなく風貌が似ている
福山氏ほどではないが、いい男である。
良くどこの誰は頭がよく弁護士や官僚になったとか
東大に入ったとかあいつは頭が良いとか話を聞くが
今まで出会った誰よりも異才をはなっていた
何故か 僕も専門学校卒ではあるが 運よく
正社員として過ごした企業は世界に冠たる外資のナスダック上場企業に2社
誰もが知っている巨大総合会社の関連企業で働き
東大・京大・MITの院生卒などもいた
そんな新卒が入ってくると、ひやひやしたものであるが
これほどとんでもない男を見たことが無い・・・
代議士や弁護士やキャリア官僚などと関った経験があるが
彼とは大学受験予備校で知り合ったこの予備校は現在は倒産してるが
当時は監獄予備校と呼ばれていた24時間が勉学に励むために
監視されている予備校である
この予備校浪人生とはいえ全国の超有名高校から
入学しているものが多かった
一例では開成高校・ラサール・浦和高校・土浦一高
浪人生とはいえ秀才の集まりである
その皆が彼には10年経っても敵わないと嘆いていた。
何故彼が浪人したか今でも不思議である
彼に聞いたことがある なんでお前は浪人したのかと
だって高校時代一秒も受験勉強をしなかったと笑って答えていた
この予備校は医大歯大のみを目指す事が目的の予備校だった
基本寮生活が基本でありDが寮長で僕が副寮長であった
そんな縁から次第に打ち解けていった
まずびっくりしたのは朝皆で寮の食堂で飯を食ったときである
18歳の少年が英字新聞を読んでいる
彼は正直そんなに優秀な高校の卒業でもないし
帰国子女でもない 聞いたら外国にも言ったことがない言う
帰国子女は僕の幼馴染にいるが 何かが違う
まず大学偏差値だけで彼を評価するとする
大学偏差値なんて天才を図る物指しではない
そんなことで天才かどうかなんて分かるはずもないが
しかし彼の偏差値は全国偏差値で110から120である
偏差値にそんな偏差値が存在するのかとびっくりした
ある日彼が落ち込んでいた一科目の偏差値が68に下がって
落ち込んでいた。
なんなんだこいつは・・・・
彼の部屋は異常だった代ゼミ・駿台・旺文社の模試の
全国最低ナンバー5以上の表彰の盾や賞状であふれていた
そして各模試から進呈される図書券が噂では
何十万円分もあったという
しかし僕は知っている当時の彼の睡眠時間は多くて3時間
誰よりも勉強していた
野球のイチロータイプである
天才に努力されては誰もかなわない
ある意味そんなに勉強して頭に知識が吸収できることが
すごいと思うと同時に嫉妬もあった
僕はこの予備校ではドンケツであった
こんな彼だから普通の東大に入ったのだろうと思うと
誰もが想像するが
彼の強い意志で東大には行かなかった
予備校の教務はもちろん東大を勧めた
彼であればキャリア官僚でも司法試験でも通ったと思う
彼は背が高くいい男である
ぜんぜんガリ勉に見えない
また僕は聞いた何故東大に行かないのか
彼は笑いながら あっけらかんに言った
『だって東大は彼女がいる大学から遠いから・・・』
僕には意味不明だった・意味が分からない
彼は結局 都内の私大の医学部をトップで
入学金免除で入学した
とっても面白い男である
この縁を予備校が終わったからといって
付き合いをやめるのは僕の好奇心が許さなかった
彼の天才伝説はまだまだ続く
大学受験なんて大学に入る為の物指しである事に
社会人になってから気づかされるようになる
彼と数年してから合コンに行った
待ち合わせのファーストフードで
また英字新聞を読んでいた
これは噂であるがドイツ語・フランス語を操るという
彼の趣味は音楽ジャズである
ベース・ギター・ピアノまでこなすらしい
一度部屋に遊びに行ったことがある
部屋に入って目立つところに本棚には英語の小説本ばかり
もちろん何故と聞いた
『だって女の子口説く時かっこいいじゃん』
またまた 意味が分からない
その後も付き合いが続いた
僕はITエンジニアインターネットが専門である
ある日彼から電話があった
とあるインターネットについての質問だった
質問を受けているうちに僕は愕然とする
彼は専門用語を交え しかも業界人のように
すぐに理解するのである
もう何も言うことは無い
今彼はある医局で精神科医をしている
またにネット上で彼の活躍や論文を目にする
彼も結婚しているので もし乱文があったら
奥さん許してね
まーーー匿名なので分からないと思いますが
ノークレームでよろしく